かえるのみるゆめ
やさしくちからづよい おとうさん だったり いちずな めをした きんのかみのこども だったり
だれかの かなしい ひとみだったり
なぜか なにも おぼえていなくて なのに どこかが くるしくて
まるで だれかを よぶように まるで なにかを とうように
まるで つきを よぶように まるで ひに とうように
なにかが そっと ちかづきます
そして かなしい めをした だれか
そして なにかを つぶやきます ことばが こころに けしきをつくり なにかが かえるに とどきます
それは どこかで きいたことば それは どこかで みたけしき そして どこかで あったひと なにかが ひかったようなきがして かえるは ひとみを ひらきます かえるに ささやきかけました
めのまえにいる だいじな だれかを そして ゆめでみた だいすきな だれかが そばにいることを おもいだし
ここちよい わらいごえが あたりに ひろがっていきました (以下コメント・ネタバレにつき薄字。読みたい方はマウスでドラッグしてください。) あくまでイメージ、かえるの絵本コーナーを作るにあたり発表した詩?……的なものです。 |