※あくまで個人的評価です。

※あらすじは大体で書いてます。微妙に違っても知りません。

※このゲームのハードはプレイステーションです。

クロス探偵物語

評価…Ｄ

あらすじ

　主人公・黒須剣は父の死の真相を知るべく、探偵を志す青年。探偵になるため、その名を知られた名探偵を訪ねるのだが……。

長所

• キャラクターが魅力的。
• 絵が多い割に読み込みが早い。
• サービスシーンが多い

短所

• 難易度の差が極端。
• プロローグのオチがないままＥＤになってしまう。
• 読み込みが早すぎて一部、間が悪い箇所がある。

コメント

　７話構成のミステリーアドベンチャー。

　１〜３話がコマンドと選択肢を選ぶアドベンチャー形式。４話はほぼＣＤドラマ、６話が３Ｄミニゲーム。５・７が３Ｄマップでの証拠探しを加えたアドベンチャーです。

　個人的には、期待したわりにはツボに来なかったなあ……という感じ。

　主人公のキャラクターや雰囲気は、すぐに好きになれたんですが、１話〜３話が全く悩まず進んでしまうくらい難易度が低く、調子にのって５話目を遊んだら、途中で何度も行きづまってしまい、そのギャップもあってかなり疲労度が高く。

　あと、読み込みが早いのがウリらしいのですが「ここは間を取ってくれ！」というところまでサクサク読み込んでしまって、かえって安っぽくなってない？ここもうちょっと間がほしかったよ？と感じる箇所もありました。

　何より一番つらかったのが、犯人が自分で指名できない物語があったこと。そして結局ＯＰで語られる、主人公の父の死の真相が不明なまま終わってしまったこと。流れ上仕方がなかったのかもしれませんが、犯人を指名できるのがゲームでミステリーやる醍醐味だと思ってるので、それを奪われてしまったことがショックでした。

　システム自体は特に不満もなく、個人的にはミステリーというよりデジタルコミックに近い印象ですので、絵が好みでサクサクとストーリーを楽しみたい方にはいいかもしれません。

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