※あくまで個人的評価です。

※あらすじは大体で書いてます。微妙に違っても知りません。

※このゲームのハードはプレイステーション２です。

月の光

評価…Ｃ

あらすじ

　主人公は事情があって都会の学校をやめ、鐘楼学園にやって来た教師。けれどそこで主人公を待っていたものは、湖に沈んだ鐘をとりまく不思議な現象と、事件だった……。

長所

• 物語の主人公として事件を解決できる。
• 事件とは別に、七不思議を集められるなど、ちょっとしたおまけ要素が楽しい。
• 主人公を男女から選べる。

短所

• 推理力がどう……とかいうレベルでは解けない事件がある。
• ３Ｄのグラフィックが一部、荒い。
• 女性主人公でも女の子からせまられたりする。

コメント

　赤川次郎原作サウンドノベル、４作目、第３弾。赤川次郎原作……というより、それを担当しているチームのゲームの雰囲気が好きなので購入。

　基本的にはサウンドノベル。主人公の名前、性別、パートナーの名前などを入力し、物語を読み、時々出てくる選択肢を選ぶことで分岐します。

　また、説明書にいろいろ仕掛けがあったり、おまけ的に学園の七不思議という隠しシナリオも楽しめたり、３つの物語をハッピーＥＤでクリアすると更に……という感じで、全般になかなかやり込み要素やしかけがあって楽しめます。あと、これまでのシリーズでは一話をクリアするとオートセーブで最初から読み直し、でしたが、今回は途中セーブもできるようになり、便利になりました。

　ストーリーは……一部、明らかに推理力とか言うレベルでない選択肢でＥＤが分岐したりする物語もあるのは、ちょっと納得いかないのと、紅葉のグラフィックが３Ｄにむいてないかな……と思う部分もありますが、大きな欠点があるわけでもなく、基本はしっかりしてるので、全体には無難に楽しめる出来かと。

　赤川次郎原作サウンドノベルシリーズのファンやサウンドノベル好きなら、楽しめると思います。

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