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※あくまで個人的評価です。 ※あらすじは大体で書いてます。微妙に違っても知りません。 ※このゲームのハードはプレイステーションです。 |
ハンター×ハンター〜幻のグリードアイランド〜評価…Ｅ あらすじ 「ハンター×ハンター」の世界。新人ハンターである主人公は、幻のハンター専用ゲーム・グリードアイランドを手に入れた富豪の依頼で、グリードアイランドの中に入りこむ。誰も帰ってきた事のないゲームを、果たして主人公はクリアし、現実に戻ることができるのか……？ 長所
短所
コメント まだ原作でグリードアイランドの謎が解けて無かったころに出たゲーム。一体どんなふうなのかなーと気になっていたので、ベスト版になったときに購入。 システムは……ターン性のダンジョンＲＰＧっぽいもの。最初に名前を入力し、使う武器を選択すると、主人公の能力タイプこと「念」の系統が勝手に決定。大富豪の雇われハンターとしてグリードアイランドの世界に入り込み、町……というか一枚絵のみのギルド？で依頼を受けたり、入るたびにマップが変わって、マス目ありの、自分が一回攻撃すると相手も一回攻撃してくるダンジョンを探索し、自分を鍛える……を繰り返しつつ、クリアのための情報やお金を集めよう……という感じなのですが。とにかく、ものすごくゲームバランスが悪いです。 初プレイ時、主人公が死んだらゲームオーバーなので、最初に４種から選べる武器から、遠距離攻撃のできる弓を選んだ……んですが。いざ戦ってみたら、遠距離も何もこの弓矢、３歩先くらいまでしか届かない。それでも……と矢を命中させ、相手に与えたダメージ「１」。一番弱いザコ敵こと相手のＨＰは約50。……何これ？は？プレイヤーをバカにしてる？ さらに、途中で装備武器の種類は変更できないと知り、最初からやり直したのですが、本当に終始ゲームバランスがそんな感じ。へーハンターってそんな厳しい仕事なんだー……などと無理やりにすら納得できるレベルではなく。……後に弓を使えるキャラを仲間にしましたが、そのキャラを高レベル＆最強にした弓でも、同じザコ敵に与えるダメージは８前後。プレイヤーをバカにしてる、なめきってるとしか思えませんでした。 ラスボスすら、どうにもこうにも倒し方がわからず、特質系のレア能力「時間停止」を「そもそも特質系になれるかどうかが名前次第、習得ポイント必要数も激高、なのにこれを覚えなきゃクリア不可だとしたら、意味わかんないんだけど……」と思いつつも嫌々覚えたのに、まったくの無意味。時間を止めてるのに強制キャンセル→時止めなしの通常時と同じように、こちらから攻撃ができない範囲の場所にすっ飛ばされやっぱり敗北。 結局、ごく普通のアイテムである「ガマの油」を、画面外から文字通り死ぬほどラスボスに投げつけて倒すハメになりました。（依頼でたくさん要求されることがあるので貯めて持ってた）……矢は最強でも３歩とか５歩先が限界なのに、普通のアイテムは少なくとも25歩分は先まで届き、ダメージも薬草だろうと武器だろうと、普通のアイテムだろうとほぼ一律って、何だこれ……と思いながら、ラスボスが油とビンまみれで倒れてのエンディング。……マジ何なんだこれ。 また、せっかく原作キャラが仲間になっても、パーティは主人公含め４人までなので、原作の初期メンバーの４人とさえパーティを組めず。更にそれでも連れまわしてたら、ダンジョンに入った瞬間、勝手にイベントが起こって「このケガ人を連れて町に戻る、また会おうぜ」と選択肢もなく強制でいなくなった上に、ダンジョン探索が終わって、その仲間にした町まで迎えに行っても、該当キャラがどこにもいない……と自由なパーティすら編成不可。 原作のキャラや設定を使ったイベントなど、少しは楽しい部分もありましたが、他にも全体のゲームバランスがあんまりで、とにかくひたすらイライラしました。原作ありの、それも原作中に出てくるゲームをタイトルにしたゲームなんだから、ちゃんとファンやプレイヤーのことも考えて作って欲しかったなあ、と思います。 |