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※あくまで個人的評価です。 ※あらすじは大体で書いてます。微妙に違っても知りません。 ※このゲームのハードはプレイステーション３です。 |
大神 絶景版評価…Ｄ あらすじ かつて封印されたはずの「ヤマタノオロチ」が蘇り、世界は穢れに満ちた闇の中に閉じ込められてしまった。なんとか自分の村だけは守り抜いた木の精霊「サクヤ姫」は、世界を救うため、村の大神像を使い、ある神様を復活させる。その神こそアマテラス。白く美しいオオカミの姿で降臨したアマテラスは、闇を払い世界を救うため、オロチと戦う旅に出るのだった。 長所
短所
コメント ＰＳ２版が絶賛されてたので、リマスター廉価版を見つけて購入。 システムはアクションRPG。説明書には「ネイチャーアドベンチャー」となってますが、戦闘も移動も、あとダンジョンなんかでもがっつりアクションを要求され、コントローラーの振動をオンにしてると戦闘で指がしびれます。 和風よりのグラフィックはとても綺麗で、ときどき入るムービーも美しく、コントローラーなどで丸や線、簡単な文字などを書くことで主人公の神の力をふるう「筆しらべ」なシステムもおもしろく、ストーリーも半分ぐらいはいい話です。 ……なのですが、自分がRPGかアドベンチャーと思って始めたら結構なアクションで。ペナルティ的なダメージはなくとも、細い一本道から一本道にとびうつる……ようなアクションをストーリー的に必須なマップ部分で何回も要求されてなかなか先に進めず、ちょっと嫌気がさしてしまったり。 また、やりこみ要素でもないストーリー・クリア必須な部分のヒントが、ヒントだと気づかないぐらいあっさりだったり、いくつかの意味にとれてしまうセリフだったりして「え、それこっちに通じてなくてもしかたなくない？」なレベルだったり、場合によっては「え、いや、そのシステムの説明あった？された覚えないし、仮に一番最初にされてたとしても、それ少なくとも40〜50時間以上は前の話だよね？ヒント機能にもその点書いてないし、覚えてないよ、なのにこれがクリア必須？は、なんなの？」……な感じだったりと、ファミコン時代のRPGじゃないんだから、というかそれはもう難易度云々の問題じゃなく、ただのミスだろ……なストーリー進行関係の不親切感が、ちょこちょこ目につきました。 また、ストーリーの内容についても、それなりのクライマックスなのに、絵巻物でさらっと説明されてしまい。……それ、普通のイベントで見たかった、物足りないという部分があったり「食堂への一本しかない道など、明らかに生活に必要な通路が、特に納得できる説明もなくプレイヤーが壊すまで100年間ふさがってる」など、いや、じゃ、どうやって生きてたんだよ今うろちょろしてるここの住民……など気になる矛盾点も頻繁にあり。 さらにずっと正体がわからなかったキャラの正体が、エンディングでついに明かされる……前にすぐにそれが誰かわかってしまう場面があったり、そもそも説明書で「主人公はあなた」と言われても、白いし犬だしこっちが知らない過去や設定山ほどあるし、性格も個性的で勝手に動きまくるし、全然「あなた主人公」ではないだろ……など、ツッコミどころやシンプルにストーリーのダメな部分が、特に後半になればなるほど目についてしまい。いいシーンにしたいのはわかるし、むしろ盛り上がりたい……のに盛り上がれない……！制作側の誰かつっこんで気にならない程度まで直しといてくれよ頼むから……！なままエンディングになってしまい、こっちの気持ちがだいぶ消化不良になりました。 グラフィックはとても綺麗でフィールドを走りまわるのは楽しく、主人公もキャラとして愛でる分にはかわいくて。筆しらべシステムや全体の雰囲気などは好きだし楽しかった……ものの、自分が事前に思ってたよりもアクション要素が強く、また単なる手抜きにも思えるようなクリア必須部分に関する不親切感や、ストーリーや演出の不統一感などが気になってしまい、期待してたほどは楽しめなかったのでこの評価で。 |