※あくまで個人的評価です。

※あらすじは大体で書いてます。微妙に違っても知りません。

※このゲームのハードはプレイステーション３です。

ドラゴンボールゼノバース

評価…Ｃ

あらすじ

　ドラゴンボールの歴史をつかさどる都、トキトキ都。そこでタイムパトロールとして働く、トランクスの願いを受けた神龍によって呼び出された主人公は、トキトキ都を本拠地にしながら、トランクスと共に何者かによって改変されたドラゴンボールの歴史を元の形に修正するために戦うことになり……。

長所

• ドラゴンボールの世界に入ったようなストーリーが楽しい。
• 主人公の性別含めたキャラメイクができる。
• イベント回想などが充実してていつでも見直せる。

短所

• トキトキ都が少し広くて、慣れるまで時間がかかる。
• キャラメイクの幅がそんなに広くないように感じる。
• アイテム関連でゲットしたいのにランダムの運まかせのみなど、一部納得いかない要素がある。

コメント

　ドラゴンボール原作のファンで、発売当初から気になってたので安くなったところを購入。

　システムは格闘アクション込みのドラゴンボールRPGかな？な感じ。まずは地球人・サイヤ人・魔人・ナメック星人・フリーザ一族の５種類から種族・性別（ナメック星人・フリーザ一族は性別選択なし、魔人は魔人ブウベース）を選択して顔や髪型、肌の色なども含めてキャラメイク。普段は3Dの本拠地マップをうろうろしてアイテム補充したりしつつ、メインストーリーなどではステージに入り、ときどき移動もしながらの格闘アクション。だいたいステージごとに「敵を全部倒せ」とか「仲間キャラを守って勝て」などのクリア条件があって、無事達成できればクリア……の繰り返しです。

　自分がドラゴンボール原作のファンなのもあって、ドラゴンボールのキャラであるトランクスや悟空を助けたり、自分のキャラが話しかけられたりするだけでも楽しく。改変された歴史を修正するためと言う理由で、自分のキャラが原作の一場面に介入して戦い、感謝されるのもすごく嬉しかったです。

　グラフィックは最初ちょっと３Dモデルに違和感ありましたがすぐに慣れましたし、髪型や顔など、人間系にするとキャラメイクの幅がちょっとせまいかなーとも思ってましたが、ゲームが進むにつれその幅の狭さすら、原作の一場面に介入して違和感ない！やったあ、これで十分！と思ってしまうぐらいには気持ちが盛り上がってハマってました。

　気になるところと言えば、ＳＤ画質・ブラウン管テレビと言う環境にしても、たまに細かい漢字が潰れててがんばっても判読できないこと、キャラメイクが多少幅がたりないというか、人間系の女性だと選べる顔が実質３種類ぐらいだったり、髪型もそんなに種類がなかったり、ナメック星人やフリーザ一族だと、一部選べるパーツの番号を変えても「何が違う！？……何が違う！？」とツッコミを重ねてしまうぐらい微調整でほぼ幅がなかったこと、ＯＰ直後のトキトキ都がなんだか広くてわかりづらく、慣れるまでとまどうし、視点をぐるぐるしてると酔うのかすごく目が疲れて、話が始まる前からちょっと疲れてしまったこと。

　後はメインではなくサブイベントですが、必要なアイテムがランダムでしかゲットできないなど、イベントやアイテムなんかのランダムゲットの基準がときどき納得いかないこと、あとはたまに敵が固すぎたり、メインではないサブイベントが難しすぎると感じたり、衣装関連を買う時にグラフィックがわからないとか、色変更ができるのかできないのかで買うか買わないか決めたいのに、それもわからないからどうにかしてほしい、あとは課金関連がそもそもちょっと嫌だし、PSstoreで検索してもすぐにPS3版が出てこないのはなんなんだろう、え、これはゲームよりもPSstoreに文句言うべき？……ぐらいでしょうか。

　とはいえ、そこらへんのいろんな細かい不満を含めても、ドラゴンボールを読んで、もしくはアニメ見てて「悟空たちに会いたいな、仲間になりたいな」と思ってた夢が叶ったようでとても楽しかったので、そういう願望がある、あったファンならやって損はない、と思います。

　……ただ、ファン以外、原作くわしくないような人がやってどうなのかは正直わからないのと、今だとPS4などでゼノバース２が出てるので、そっちの方がいいかもしれません。