※あくまで個人的評価です。

※あらすじは大体で書いてます。微妙に違っても知りません。

※このゲームのハードはゲームボーイカラーです。

スウィートアンジェ

評価…Ｄ

あらすじ

　主人公はお菓子作りが大好きな、スモルニィ学園に通う女の子。ある日、学園で行われたお菓子コンテストの予選に出場できることになったのだが……。

長所

• 主人公を四人から選べる。
• レシピ集めが楽しい。
• 全体にネタとして笑える。

短所

• 四人の主人公を選んでも、あまり激しい差がない。
• 恋愛ＥＤはあるが、ＥＤスチルがないのであまり達成感がない。
• 元のシリーズのキャラクターを強引に学生にしてるので、違和感がある人が多い。

コメント

　システムはボードゲーム。コンテストに勝ち抜くため、コンテストの審査員となる攻略キャラやライバルキャラと一緒に○○の町と呼ばれるマップへ移動。すごろく形式で順番に進み、要所要所で材料やレシピを集めてゴール。早くゴールするといろいろなボーナスがもらえます。

　そうして集めたアイテムを元にお菓子を作り、出品。レシピが難しかったり、いい材料でお菓子を作ったりすると点数がアップ。そうして点数を集めていき、高得点になると本戦に出場。勝利すると優勝、ゲームクリアです。

　また、一緒に町へ行ったり、作ったお菓子をプレゼントしたりすることで攻略キャラとの親密度もアップ。仲良くなるとあいさつが段々親しくなったり、個人的感情でお菓子の評価を上げてくれたりして、最終的に個別ＥＤを見ることもできます。

　ただ、ゲームボーイカラーなのでグラフィックがあらいし、文字はひらがなとカタカナばかり。すごろくマップで動くのも、顔グラフィックだけなので、初めて見ると何この生首の町っ！？と、スウィートどころかびっくりして血の気が引きます。

　また、攻略キャラと一緒に行くと、お菓子に必要な材料についてアドバイスをくれるのですが、そのアドバイスも役に立つものからかなり役に立たないものまで。「知ってる？ショートケーキを作るのには生クリームが必要なんだよ」と笑顔で言われるぐらいはまだしも、「お前は知っているか？バナナケーキを作るのには、バナナが必要なのだぞ」と真顔で言われた時にはさすがに笑いました。

　恋愛ＥＤは、特に選んだプレイヤーキャラによってセリフの差があるわけでもなく、全体に糖度も低めです。ネタとしてはいろいろ笑える部分もあり、レシピ集めもなかなか楽しめましたが、恋愛目的なら、シリーズの他のゲームをした方が楽しめると思います。