跡部サマにインタビュー

＜注意！＞

・内容上、跡部を真面目に好きなファンの方は、読まない方がいいかもしれません。

・あくまで悪ノリ・勝手なイメージと変なテンションで書いてますので苦手な方はご注意ください。

「通称べ様こと跡部景吾（15）に独占インタビュー！」

　今回、本誌では期待の新人ことオリコン初登場トップ10入りを果たした、中学テニス界の期待の星としても名高い、べ様（跡部景吾（15））に独占インタビューをとることに成功！
　もちろん今回も、そのとても15歳とは思えないオーラを存分に発揮しながら、禁断の私生活について語ってくれました！

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−はじめまして、今回はお忙しい中、インタビューを承諾していただき、本当にありがとうございます。

跡部
「能書きはいいから、さっさと本題にはいろうぜ。俺のスケジュールは一分一秒を争うんだからな」

−…は、はい。貴重な時間をいただき、本当にありがとうございます。
　では、早速ですが…今、べ様、と言えば女性の間で…特に10代〜20代の若い女性から絶大な支持を受けているわけですが…ご自身で、その人気の秘訣はなんだと思いますか？

跡部
「俺様が人気ある理由？そんなの、見ればわかるだろ？
…そんなくだらない質問しかできないなら、俺はもう帰るぜ」

−し、失礼しました、わかりきった質問で！
　で、では、普段の生活について教えてください。

跡部
「…普段の生活？テニスに決まってんだろ？」

−いえ、それはもちろんなんですけど…。その、ファンとしては、憧れのべ様が…テニス以外の時間にどんな生活をしているか、ということにとても興味がありまして…。
　ですから、一日で、テニス以外の時間は、何をしているのか、お聞きしたいんですが…。

跡部
「…俺の一日だと？」

−は、はい。（怒らせた？）

跡部
「…まず朝、起きてシャワーを浴びて目を覚ました後、
ロッキー…愛犬の散歩だ」

−………。

跡部
「なんだ？その目は。
興味がないならここまでにするぞ」

−い、いえ、そんなことは！とても興味深く聞かせていただいてます！

跡部
「…ならいい。
で、散歩を終えたらランニング、
それからまたシャワーで汗を流して、シェフの作った朝食をとる」

−なるほど。ちなみに朝はごはん派ですか？それともパン派？

跡部
「…お前は俺が、朝から茶わんを抱えているところが想像できるのか？」

−…失礼しました。

跡部
「それから朝練に出て、授業。このへんはそこらの中学生と一緒だ」

−ちなみに、授業では何の科目が好きですか？

跡部
「…好き？…特にないな」

−じゃあ、得意な科目は？

跡部
「特別得意というものもないな。強いて言うなら、体育ぐらいか」

−そうなんですか？意外ですね。成績優秀、と聞いてましたが…。

跡部
「それは当たり前だろ？ 俺にできないことがあると思うのか？」

−そ、そうですね…失礼しました。で、では授業の終わった後は…。

跡部
「当然、部活だ。部員の頂点に立つものが、練習を怠るわけにはいかないからな」

−自らが部員全員の手本、というわけですね。やはりNO.1たるもの、名誉だけでなく責任も負ってこそ、ということでしょうか。それで、その後は？

跡部
「部で汗を流した後は…、そのまま自宅に帰ることが多いな」

−部員と一緒に、寄り道をしたりはしないんですか？

跡部
「時にはすることもあるが…。家にもコートがあるからな。
どちらかと言うと、時間いっぱいまで氷帝のコートで練習して、
その後部員のやつらを連れて自宅で練習の問題点を追求したり、
試合を想定した実践練習をすることの方が多いな」

−そうなんですか。さすがですね。
　あ、自宅といえば、高級住宅街と評判の地域の中でも、一際有名な豪邸で、プールやシアタールーム、カラオケルーム、グランドピアノなどもある、という話も聞いたんですが…本当ですか？

跡部
「ああ。親の趣味でな。時々は俺も使ってるぜ」

−なるほど、自宅コートではテニスの腕を、カラオケルームで歌唱力を磨いた、ということですね。

跡部
「…おいおい、誤解するような発言をすんじゃねーよ。 テニスの腕も歌唱力も、俺が自分で磨いたものだ。
そんな言い方されたら、環境に恵まれてるから俺が強い、と 思っちまうやつがいるかもしれねーだろーが。
言っておくがな、俺は俺で、どんな家でどう生まれようとも、俺自身である自信があるぜ。お前、それがわかってんのか？」

−も、も、もちろんです。そ、それじゃあ質問を変えて…趣味はなんです？

跡部
「…趣味？趣味は…フライフィッシングと読書だ」

−意外ですね。テニスじゃないんですか？

跡部
「バカ言ってんじゃねーよ。テニスは人生の一部だ。趣味なんかと一緒にしてもらっちゃ困る。
…やっぱりお前、わかってねーだろ。ああ、もうやめだやめだ。俺は帰るぜ」

−あ、ま、待ってください！さ、最後にもう一つだけ、質問お願いします！

跡部
「あーん？」

−ずばり、好きな女性のタイプを！

跡部
「あ？好きな女のタイプだと？
…さぁな」

−ああ、待ってください！これだけは聞かないと私、編集部を首になっちゃうんですぅっ！後生ですから！助けると思って〜！

跡部
「あー、ったく、しかたねぇなぁ…。
そうだな…強気な女、これでいいか？」

−は、はい！今回はインタビュー、ありがとうございました！

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…とまあ、最初から最後までその尊大…いやいやゴージャスぶりを発揮してくれたべ様でした。
レポーターの的外れな質問にも気を悪くせず、きっちり時間を延長して、すべての質問に最後までくわしく答えてくれた跡部様。
この密かな面倒見のよさが氷帝の頂点に立ち、後輩が応援団を組織するほどの人気の秘訣なのかもしれません。
新曲も毎回オリコンチャート入りを果たし、売り上げも人気も順調に延びているべ様こと跡部景吾(15)。今後もその動きに、目が離せなくなることでしょう。

（以下コメントにつき薄字。読みたい方はマウスでドラッグしてください。）

…PS2のテニスの王子様S&T２に遅ればせながらハマっていた時、ちょうど跡部景吾の歌うマキシシングル「バレンタインデー・キッス」が発売したので、そのノリで書いたインタビュー記事です。

ゲームと跡部様のトレーディングカード・「俺様のMonday」〜「俺様のSunday」シリーズだけを参考にしたため、実際の設定と違っている可能性が高いです。本気で信用はしないでください。

冗談半分で友人に送ったところ、わざわざトレカの画像を持ってきて、新聞形式にして送り返してくれたのもいい思い出。…ええ、友人に恵まれてると思います。本当、心から。