はじめに

・こちらは2017年7〜9月に開催されたリアル脱出ゲーム・ジョジョの奇妙な遊園地に実際に管理人が行ったときのゆるレポです。

・レポなので、ちょっとだけ内容(ごく前半のストーリー設定・問題・アトラクションなど)のネタバレ、および実際の写真画像があります。

・また、リアルレポネタのため、一部管理人の地が強く出ていますので、苦手な方、管理人にまだ夢を持っていたい方はお戻りください。

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 自分含めた友人3名で、2017年7月〜9月に開催された4部リアル脱出ゲーム「ジョジョの奇妙な遊園地からの脱出」の大阪verに行ってきました。会場は大阪のひらかたパーク。

入口にて

 天気は晴れときどきくもり。だいたい開始は午前11時。人はもちろんいるものの、ぎゅうぎゅう詰めとかでなく。また、同じように謎解きしてる人をちょこちょこ見かけるものの、ずらっと並びながらの待ち時間はそんなにない……と個人的にはちょうどいい感じ。ただ謎解きの関係で自分たちが乗ったのが、メリーゴーランドなどの比較的おとなしい乗り物+昼食のときはコラボメニュー食べたかったのもあり、ちょっと混んでて並んだりはしたので、待ち時間や人ごみ具合はそのあたりにもよりそうでした。とりあえず謎解きの関係でちょこちょこ利用してたパーク内のベンチには、だいたいすぐに座れるレベル。

座れます

 ひらかたパーク自体が初めてでしたが、小じんまりしつつも、いろんな乗り物が詰めこまれた感じの遊園地。山を削って作ったのかな?な感じで、そんなに長くはないものの、階段と緑がそこそこ多くて、晴れたりくもったり、な天候でも日差しを強く感じて汗をだいぶかいたので、歩きやすい靴や服装と、夏なら帽子・タオルなどの日焼け・熱中症対策は必須かな……とか思ってました。……たまにハチとかいた。あと油断してた首と背中の間、ちょうどジョースター一族の星型のあざがありそうな部分が家で見たら真っ赤に日焼けしてました。ど、どうせならあとが星形になるよう工夫しとけばよかった……!……って4部だと星形のあざはあまり話に関係ないか。気持ちの問題だけで。

特設パネル

 それはともかく、今回のリアル脱出ゲームの内容自体は、さくっと言ってしまえば「謎ときシールラリー+ミニアトラクション」な感じ。

 まずは受付で前売券などとひきかえに地図つき・白紙多めの小冊子とミニシート、ミニ鉛筆を受け取り、屋根とカーテン付な四角い映像コーナーの前で待つ。コーナーの中に入ったら映像を見て「参加者は康一くんと同じ、高校生のスタンド使い(転校生)。コピー能力で、スタンド使いの顔を見ると謎が浮かび、その謎を解くと相手と同じスタンド能力が使える。ただし、コピーできるのは矢に射られて目覚めたスタンド使いのみ……などと康一くんと話してたときに殺人鬼・吉良吉彰を目撃。目撃したことを気づかれてしまい、吉良吉彰に狙われることに。自分のスタンド(小冊子とミニシート)を使って、日没までに吉良吉彰を倒して杜王町(遊園地)を脱出せよ!」……な流れに。

 そして映像後、スタッフさんにスタンド使うときにはスタンド名の名のりあげとジョジョ立ちっぽいポーズがいる、と説明をされ、「あ、手を抜いたらやり直しですからね」などとがっつり追い詰められながら、名のりあげポーズ実践。「……えーと、待って、やるの、今後ずっとこれやるの?私、リアルタイム連載時から読んでるまあまあ長いファンだけど、それでも別にジョジョ立ち自分でしたいと思ったことは一度としてないのに?スタンド名を言うのはまだわかるけど、あれも原作の設定的に別に必須とかじゃないよね?ていうか小冊子のポーズ一覧よく見たら、一部明らかに人体的にできないってか、そもそも原作1部2部のポーズで、こいつらスタンド使いですらないよ!?どう見ても波紋使いだよ!なポーズもあるんだけど!?ちょっと、おかしくね!?」と内心つっこみつつも、とにかく名のりあげとポーズを無事一発クリア。若干先行きの不安を覚えながらも、小冊子を開いて謎解きモードに。

 謎解きはその小冊子に問題が書いてあって、そのままもらったミニ鉛筆ですぐ解けて書きこめるものもあれば「それぞれ『あ』『か』など一文字ずつがついた、6分割されたゴミ箱の写真。そのゴミ箱の場所まで行き、そこにおいてある目印の順番どおりに文字を読むと、答えがわかる」とか「メリーゴーランドから見える位置に、答えがわかる何かが貼られてるのでそれを確認、導きだした答えを書きとめる」……な、実際に足を運んだり、乗り物に乗らないとダメなものも。また「スタンドの力をつかって目的のものを見つけ出せ!」な名目で指定のコーナーへ行き「たくさんのゴムボールの中から制限時間内に目的の印のついたボールを見つける」……な感じのミニアトラクションなんかも複数ありました。

乗り物(ノームトレイン)から

 だいたいですが、まずは謎を解いて能力をコピー→地図の●マークなどの、指定の場所まで移動・コピーした能力をジョジョ立ち含めて見せることでミニアトラクションへ。ミニアトラクションをクリアすると新しい謎つきシールがもらえて、新しい謎が解けるように……な感じの繰り返し。

 謎自体は簡単なものもあれば難しいものも。公式サイトでヒント機能もあるので、わからなければスマホなどでヒントを見れば、単独でもたぶん大体解ける……んじゃないかとは思いました。自分たちが3人で行ったので、それぞれ得意分野が違って、自分は解けない・見てなかったものを友人が解けたり見ていて気づいたり、逆に自分だけがクリアできたアトラクションなんかもあって、お互い助け合って……な、わりかしいい感じでした。仮に全員がアトラクションをクリアできなくても、タイムロスがあるだけで、謎自体は続けられるようになってましたし。

 ただ設定的には日没まで、などある程度の時間制限があり、乗り物待ちや徒歩移動など、全部さくさくと解いたところでたぶん……2時間ぐらいはかかる、平均して3〜4時間はかかるので、基本午前中とか昼開始とかの、時間に余裕をもって行った方がいいかなーと思います。もちろん、あくまでも今回+管理人の場合で、参加者の得意不得意、また公演内容によっても違うとは思いますが。季節や天候、当日のイベントなんかでも人の数と待ち時間も変わるでしょうし。

 OPとED、あと途中にあった映像は、おそらく4部アニメの再編集+音声新録。ちょっとだけあれ、これはアニメ公式の書き下ろし?……普通にこんなシーンなかった……もんね?と迷う程度のアニメ絵も何点かあり。メインは康一くんと吉良吉彰、あとちょっと4部承太郎だったかなーな感じ。仗助もいたものの、正直映像だと特にこの3人と、あと罪なき銀行員の印象が強かったです。

 というか映像云々で言えば、4部アニメ見てた身としては「この爆破シーン、靴のムカデ屋さんが跡形もなく吹き飛ばされたシーンだ……」と思ったにもかかわらず、爆破されたはずの被害者が「ああ、完全に気絶してる〜!」などと言われてて「え、ええっ!?生きてるの!?……マジで生きてるの!?ムカデ屋さんが跡形もなく吹き飛ばされたあの爆発で!?……す、すげえな!」とすごくツッコミいれたくなりながら制限時間内に謎解くハメになったりとか、そういうおそらくどうでもいい動揺とかはありました。……無事、時間内に解けてよかったけど。

 3人参加、待ち時間やコラボメニューでの食事休憩、その他ささやかなアクシデントもろもろ含めて、クリア時の時間はだいたい15時ちょっと前。その後はグッズをゆっくり見たり、クリアしても見つからなかった立ち看板や原作ネタなフォトスポットをさがすため、スタッフさんにわからない場所を聞いたりしながらもう一まわりして終了、ひらかたパークを後にしました。

コラボメニュー

 コラボメニュー大阪ver。上の画像の奥、青多めのが「【ザ・ハンド】削りとられたレモンゼリー」、手前が「【エコーズ・ACT3】意外と重いメロンソーダ」、下の画像が「トニオ・トラサルディーがひらパーのために作ったリングイネトマトパスタ」です。レモンゼリーは友人で、私はメロンソーダ。パスタはトマトとソーセージ?メインにナスで、ちょっとスパイスが効いた味。コラボメニューだから、まあ別においしくなくても写真映えさえすれば……とか正直思ってたんですが、食べたらパスタがすごくもちもちしてて味もおいしかったです。本当にもっちもち。

 あとで別にもらったひらかたパークの方のガイドマップを見たら、コラボメニュー出してたお店が「マジカルラグーンキッチン」と、もともと自家製生パスタとピザが売りのお店らしく、それでもちもちだったんだ……と納得。ジュースはみんなで一口ずつ味見しましたが、どちらも派手な色に負けないぐらい甘かった。

フォトスポット系※通りすがりの人はモザイク加工しています

 こちらはフォトスポット大阪ver。通りすがりの人の顔が入ってしまった部分は念のためにモザイク加工。リアルアンジェロ岩がアンジェロ岩すぎて存在感がすごく、これ見ただけでその日の目的達成したかのような満足感がありました。よっアンジェロ。

 季節や天候・時間帯もあって、持っていったミニタオルが汗でデロデロになるぐらいには暑かったですが、小冊子など、いろんなところに謎の伏線が散らばってて、それが最終的に、あ、ここ!そうだったのか!などとつながる部分があったりで、全体にはとても楽しかったです。ただ個人的に億泰とか露伴とか、早人や鈴美ちゃんとも何かしら音声セリフとか、ストーリーに関わりとかあるのかな、と期待してたので、そこらへんが少なくとも音声ではほぼなかったのはちょっと残念。……ジョジョ知らない人もわかるように……となるとあんまり人数増やせないのはわかるし、仕方ないと言えば仕方ないのですが。

 キャラや中の人云々で言えば、康一くんや吉良吉影ファンなら音声セリフ多かったからおすすめだなーな感じ。あと原作の設定云々で言えば、原作が10としたら謎解き関連に使われてる設定は2か3ぐらい、あとはあっても説明ありなので、別にジョジョとか該当部にはくわしくなくても大丈夫じゃないかなーなレベルでした。それこそ「立 禁止」みたいな、小物系は知らないとわからないものも多かったけど。

 ……あと繰り返しになるものの、自分はジョジョ立ちは別にしたくない派なので、ぶっちゃけ強制は嫌でした。見るのは好きだし、ファンの集いでやってるならそれは全然いい、むしろ楽しく見るんですが。でもファンの集いオンリーでもない、一般人多数の場所で、強制で自分がしたくは……ない……!しかも見本の半数が波紋使いのポーズなのは……内容的に……おかしかろう……!とその点に関してはなんとなく2部ワムウ顔で全力でつっこみたい。楽しかったけど。そこだけは。

アンジェロ岩

 気に入ってるのでもう一度だけアンジェロ岩をちょっとだけアップ。以上、ざっくりとですが、4部リアル脱出ゲーム「ジョジョの奇妙な遊園地からの脱出」の大阪verのゆるレポでした。

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