|
※あくまで個人的評価です。 ※あらすじは大体で書いてます。微妙に違っても知りません。 ※このゲームのハードはプレイステーションです。 |
ヴァルキリープロファイル評価…Ｄ あらすじ 死者の魂を選別する力を持つ戦乙女ヴァルキリー、レナス。彼女は上司であるオーディンから、後々来たるべき戦いにそなえ、地上から優秀な戦士の魂を探し出し、天上の戦士とすることを命じられ、地上へと降りたのだが……。 長所
短所
コメント 当時いろんなところでいい評判を聞いていたので、廉価版が出たときに期待してプレイしたんですが、個人的には全体に期待外れ。 基本的にはアクション＋ＲＰＧ。フィールドはありますが、主人公が女神なので歩くことはなく、だいたい空から眺めるのみ。流れとしては仲間集めイベントを見るのと、悪霊（？）はびこるダンジョンをアクション探索、探索中、敵と遭遇したらＳＦＣあたりのＦＦチックな戦闘……の繰り返し、が基本です。 そもそもがアクションなしRPGだと思っていたため、ダンジョン攻略が２Ｄアクション込なのに困ってしまい。人によってはクリアが難しそうなレベルで、一部理不尽な難易度（攻略本を読んでもクリアするのに数時間かかった）もあり。また、いつでもセーブロードのゲームに慣れてたせいもあって、セーブがダンジョン内で二ヶ所のみ（入り口とボス戦前）なのが、ちょっとつらかったです。……ただ、そのあたりのシステムや難易度については、自分はつらかったけど人にもよるかな、慣れれば数時間も10分でいけるようになったし……などと思えても、何より一番つらかったのが、期待してたストーリーが、とてもわかりづらいこと。 基本的に主人公はその女神の力で、戦士の素質のある、もうすぐ死にそうな人を見つけ、その人の死に際に立ちあい、仲間にするシステムなんですが。「やっぱり死に際ってくらいだから、そこにはすごい感動のドラマが……！」と期待したものの、その仲間になるキャラのストーリーイベントが、私の頭では少なくとも７割以上が理解できず。 わりとストーリー序盤で、仲間ゲットイベントが発生、仲間候補であるＡのセリフに名前が出てきたＢがいて。しかしＢがどういう人で、Ａとどういう関係なのかもよくわからないままに、Ａが謎の魔物に襲われて結果死亡、イベント終了。Ａがパーティの仲間に入っていて、Ｂに関してはこういう人でした、な説明も、真相解明もまったくないまま、以降Ｂの出番なし。Ｂも、Ａを殺した謎の魔物の正体もプレイヤーからしたら謎のまま。その後、Ａと会話したら何かがわかるとか、町を確認したら、後日談なり、何かしら説明がある……ようなフォローも一切なし。こんなのが普通、むしろマシな方。……自分の目を疑う必要はないです。シンプルに意味不明。 あと仲間になったものの、もともと超がつく悪人で性格と態度がとにかく悪く。一応助けたはずの主人公に対しても、通常の戦闘中もその調子で、口も汚ければ態度も悪い……と個人的にも好きになれず、特に改心する・したようなイベントも、それらしき会話も何一つなく。個人的にも特に必要がなかったので、戦闘にも一回参加したかどうか程度のキャラが、メインストーリーのクライマックスで、唐突に主人公の危機を「私は主人公がいいわ！」と身をはってかばい始め、え、いや、おまえ誰？すみません、キャラグラとキャラ名、間違えてません？となったり、また、仲間ゲットイベント中、主人公のセリフどころか姿さえ出てこない、仲間候補と何のやり取りもないまま、いつの間にか仲間パーティに入ってる……なんてことも多々あるので、新仲間がパーティにいたことさえ気づかずに、え、仲間ゲット失敗？ど、どこかでゲームの進め方をまちがえた！？選択肢とかなかったけど！？だ、誰か連れてくとか、何か特殊な条件が必要だったの……！？とあたふたするような事態まで。 別売の攻略本などをしっかり読んで、解説と設定を理解したうえで……までいかないと、ストーリーイベントがそもそも何をしたいのか、誰が死んで誰が生きてたのかすらもわからない（後にゲーム内で明かされることもない）というストーリーには、それなりに期待してただけにがっかりしました。 グラフィックは綺麗ですし、ボタンの押す順番によって、格闘コンボみたいに技が決まってく戦闘システムや、メインのストーリーは結構好きなんですが。ゲーム中の大半となる仲間イベントやストーリーがシンプルに説明不足と下手すぎて、楽しめない部分が多かったです。 |