※あくまで個人的評価です。

※あらすじは大体で書いてます。微妙に違っても知りません。

※このゲームのハードはプレイステーション2です。

学園祭の王子様

評価…

あらすじ

 テニスの王子様の世界。主人公は突然、関東中学テニス部合同文化祭の運営委員に選ばれてしまった。テニス部担当となった主人公は、文化祭の成功とコンクール優勝に向けてテニス部員たちと日々努力していくうちに……。

長所

  • 原作キャラと恋愛が楽しめる。
  • 攻略キャラの人数が多い。
  • 糖度が高い。

短所

  • ストーリー・スチルの出来など全般にムラが多い。
  • ゲーム性が薄い。
  • ……キラキラしすぎ。

コメント

 システムは恋愛アドベンチャー。

 文化祭の準備期間である二週間の間に、キャラと仲良くなって、恋愛EDをむかえるのが目的です。

 文化祭の運営委員と言っても、準備はほぼ勝手に進んでいきますし、また一応売り上げ・集客などを競う模擬店コンクールもありますが、誰かと仲良くしていれば勝手に優勝してしまうので、正直そんなに意味はありません。あくまでキャラを楽しむゲームと割り切った方がいいかと思います。

 攻略キャラの人数が多く、糖度が高い。また、一度本編を読んでしまえば既読スキップで一人頭2時間程度でクリアできるので、サクサク、キャラとの恋愛やストーリーを楽しめます。

 ただ、絵がこれまでのシリーズに比べると原作から遠ざかっていることと、基本的に主人公と攻略キャラとの会話を見て楽しむという感じなので、主人公の性格が好みに合わないとどうにもならないこと。

 また、キャラのストーリーや主人公の性格、またスチルの出来や枚数など、いろんな部分でムラが見られるので、全体を楽しめる人はいいですが、一人しか目当てのキャラがいない人や、攻略キャラは全員告白するので、原作への思い入れが強い人には微妙かもしれません。それと、随所に画面がキラキラする演出が入っているので、それが笑いのツボに来ない人にはちょっとおすすめできません。

 全般に糖度が濃く、キャラの人数が多いので、サクサク物語を楽しみたい方に。

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