金色のコルダ

評価…Ｃ

あらすじ

　音楽科もある学校の、普通科に通う高校２年生の主人公。ある日、突然現れた音楽の妖精に気づいてしまったばかりに、誰でも弾ける魔法のバイオリンを渡され、素人なのに学内音楽コンクールに参加することになってしまって……。

長所

短所

コメント

　システムは恋愛含めたシミュレーション。与えられた期間までに曲を練習。練習の仕方によってパラメータやコンクールの順位が変化したり、出てくるキャラと仲良くなれたり。また主人公のパラメータにより、攻略キャラとの恋愛イベントのルートもさまざまに変化します。

　キャライベントの糖度自体は現代設定なので、よほどやりこまない限りあまり甘さはないですが、その分シミュレーションパートが楽しく、またイベント数・ルートも結構な量なので、ハマるととことんハマり、何度も楽しめます。

　ただ最初に出てくるチュートリアルの情報量が多すぎて、結局最初に何をしていいのかがわかりにくかったり、キャラとの親密度を上げるのにひたすら話しかけるだけでは足りないので、慣れないとなかなか恋愛の難易度が高く、短時間でサクサク楽しみたい人には向かないかもしれません。

　ただ慣れるまでも含めて苦労する分、イベントやＥＤが見れた時の感動はひとしおですし、ゲーム性も高いので、ツボにハマるとかなり特別な一本になります。

　手ごたえのある乙女ゲームがしたい人には特におすすめです。