※あくまで個人的評価です。

※あらすじは大体で書いてます。微妙に違っても知りません。

※このゲームのハードはプレイステーション2です。

テニスの王子様
ドキドキサバイバル
〜山麓のMystic・海辺のSecret〜

評価…

あらすじ

 夏休み、親友と二人で南の島へバカンスに行くはずだった主人公。しかしちょっとしたトラブルから、テニスキャラの乗るテニス合宿の船に同乗、さらに嵐により中学生だけで無人島に漂着、助けが来るまで生活するはめに。先の見えない生活の中、主人公たちの運命は……?

長所

  • 攻略キャラが多い。
  • 一周が短く、システム面が充実していてプレイしやすい。
  • フルボイス。

短所

  • メインストーリーのオチが不愉快。
  • あまりに破天荒な展開すぎて、テニスキャラである必要を感じない。
  • ストーリーやスチルの使い回しが多い。

コメント

 前作ファンなのでプレイ。

 システムは恋愛アドベンチャー。攻略キャラは海・山あわせて約40人。

 基本的にお目当てのキャラをストーキングしていけば親密度が上がり、また、時にはキャラの友人から噂を聞き出し、その話題を目当てのキャラとの会話中に持ち出すことで更に親密度が上昇。選択肢・デートイベントなどもはさみつつ、助けが来るまでに親密度を一定以上まで上げれば恋愛エンディングです。

 システムは相変わらず快適で、サクサク進むことができます。

 ただ、無人島に漂着することから始まり、メインストーリーに宇宙人やら謎の組織やらが絡んできて、さらにゲーム中の期間が非常に短いため、曲がりなりにも現実社会・テニスプレーヤーであるという原作の世界観にそぐわず、どうにもプレイヤーとしてのりづらいこと。

 また、これまで出なかった主人公の立ち絵・顔・声と親友を出したことも、個性が強くて微妙に感じるうえ、その必要性も、全コンプしても、別になくてもよかったな、と思う程度でしかなく……何故出したんだろう、と疑問に感じました。

 それでも普通におもしろい、甘いと思える部分や、新しく攻略できるようになったキャラもいて、その点は楽しかったのですが、あまりにもスチルやストーリーの使いまわし、やっつけ感が強く、また攻略キャラにおいても、ネタ切れにしてもこれはないだろう、と言うような性格の改変が見られたりして、ソフト二本を購入した割には満足度が低くてすすめづらいので、この評価で。

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