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※あくまで個人的評価です。 ※あらすじは大体で書いてます。微妙に違っても知りません。 ※このゲームのハードはニンテンドー３ＤＳです。 |
大逆転裁判１・２評価…Ｃ あらすじ 開国から数十年、文明開化の号令のもと、西洋文化に押し寄せられ、大きなうねりの中にある大日本帝国。覚えのない冤罪を着せられた主人公は、今、裁判の開始を待っていて……。 長所
短所
コメント ソフトは別々ですが、ほぼ前後編な感じですし、セール時にDL版を同時購入したので１と２まとめてレビュー。 システムは推理要素のあるアドベンチャー。プレイヤーは主人公を操り、主に裁判パートと探偵パートをプレイ。探偵パートではたまに３Ｄ機能を使って視点を変えつつ、証言・証拠など集めて裁判にそなえ、裁判パートでは証言者の矛盾や動揺を見つけだし、ゆさぶって情報を集めたり、証言に異議を申し立てたり、証言と矛盾する証拠を提出したりして、弁護を展開。最終的に隠された真実を暴き出し、無実の被告人を救うのが目的です。 ……場合によっては裁判パートのみで証言や提出された証拠品を調べたりしてその場で真相解明、逆に探偵パートのみ、裁判ではなく証拠と推理で問い詰めて事件を解決……なこともありますが、基本はそんな感じ。今回「共同推理」というシステムが結構メインで入ってきますが、初めてのシステムに関しては、だいたいチュートリアル的な流れが入って説明されますし、探偵パートなどの情報収集にしても、ひととおり情報を聞いたらそんなセリフが入ったり、移動のときにもある程度「ここは今は行く必要ないかも」なセリフでなんとなく次に行くところがわかるので、操作や捜査で困るようなことはほぼありません。……個人的には一度、必要な情報の場所が、既に調べたところのすぐ近くだったため、まだ調べてないと気がつかず「……あれ、進まない！？なんで！？何が足りないの！？」となりましたが。……たぶん普通の人は困らない。たぶん。 ストーリーはおもしろくて先が気になりますし、グラフィックも３Ｄなのでちょっと目が疲れやすかったり、ふわふわした袖など、物によっては気になることもありますが綺麗です。ただ、多少「証拠が出てきた時点である程度正解を想像しないと進めない」部分や、「証拠、これでも話通じない！？これじゃダメなの！？言いたいことは同じだと思うんだけど！？ダメ！？」……などと思う部分もあり。そこらへんの難易度が「だいたい話にそって進んでいけば、証拠提出で困ることはほぼない」ような最近の逆転裁判シリーズ作品に慣れてると、ちょっと難しいかもしれません。なんというか、だいぶ便利にはなってるけど、裁判の難易度は逆転裁判１〜３寄りな印象。 ただ、自分は同時購入し、１と２をほぼ続けてプレイしたのですが、１は特に２〜４話に、話の流れとは言え理不尽すぎる理由で主人公が責められまくったり、何も解決しない、すっきりしないままで次の話に進んだり、夏目漱石やシャーロック・ホームズといったオリジナルでもない有名な人物やキャラを、名前そのままでおかしなキャラにして出しつつ、実際のホームズ小説のトリックに「それありえない」とキャラのダメ出しや言いわけが入ったりなど「……あの、私そのトリック、特に印象に残ってて好きだったヤツなんだけど……」と個人的な好みも含みますが、もや〜っとしてしまう展開が多く。……そのわりによし！皆で力を合わせてド悪党を完膚なきまでに倒したぞ！などの一体感・すっきり感も足りず、なんか疲れるな、悪い意味で先に進みたくない、と思ってしまい。……陪審員や共同推理などの新しいシステムも自分は楽しく、１の５話やその後プレイした２はとてもおもしろかったし、そもそも２があると知っててプレイしてたものの、２を人にすすめようとすると、１もやらないとダメだよね、でもあの、知ってるのに長時間の心が重くなるストーリーのもやもや感は……うーん、すすめづらい……という、とても複雑な気持ちになりました。「確かにおもしろかったけど、結構な割合でもやもやもしたよ！なんだこれ！」が１プレイ時の正直な感想。 とはいえ、２はとてもおもしろくて好きになり「え、待って、２がこんなにおもしろいなら、逆になんで１でできなかったの！？い、今からでも改良できない！？ねえ！」とついツッコミながらも先が気になって最後まで夢中でプレイしてたので、両方まとめてやれる・気になるならプレイして損はないと思います。 <<一つ前のレビュー[ルーンファクトリー４]へ |