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※あくまで個人的評価です。 ※あらすじは大体で書いてます。微妙に違っても知りません。 ※このゲームのハードはニンテンドーＳＷＩＴＣＨです。（このゲームの場合、他機種版もあります） |
春ゆきてレトロチカ評価…Ｃ あらすじ ベストセラー小説「探偵・西毬真琴」シリーズの作者である主人公、河々見はるか。彼女は小説の監修を頼んでいる学者、四十間永司の頼みで、担当編集の山瀬明里とともに彼の実家、四十間家（しじまけ）を訪れることに。しかし、そこで彼女たちを待ち受けていたのは……。 長所
短所
コメント ミステリと言う勿れ、街、428が好きな人におすすめ、と見かけ、実写のゲームが好きなのもあって勢いで即予約。発売日からプレイしました。 ※公式がネタバレ禁止なので、内容については具体的なことはほぼ言いませんし、システムもネタバレに問題のない範囲……とは思いますが、総合するとネタバレになる可能性もあるので、ネタバレをまったく見たくない方は読まないでください※ システムはムービーゲーム……に近いかも。だいたいですが、流れとしては問題編の映像を見る→推理モード突入→解答編……という形です。問題編・解答編にはそれぞれ選択肢、問題編には手がかりをゲットするタイミングなんかもあります。 推理モードに入ると、ざっくり言うと絵合わせパズル、ではありますが、ゆるいジグゾーパズルに近い感じ。 謎フィールドに『赤い謎ピース』があり、手がかりフィールドから、問題編で得た謎に合う『手がかりピース』をつかんで、赤い謎ピース周りの空欄にうまくハマる……と『仮説』ができあがっていきます。特定の仮説ができると『真相が見えた』と解答編にうつれ、うまく選択肢を選んでいくと、無事に事件を解決できます。途中の選択肢は失敗してもやり直せる場合もあれば、その場でENDことゲームオーバーになってしまうことも。 個人的には映像の美しさや雰囲気、役者陣の演技にひかれ。犯人を指名して事件を解決する楽しさに「私……今推理ドラマを全力で堪能してる……！」などとすっかりのめりこみ、最後までストーリーを楽しんでました。 ただ、ストーリーに一部人を選ぶ要素があること。また、推理モードの謎フィールドが奥行きのある道、という形で見づらく、これ、平面にはできないの？と思ったもののできなかったこと、それから、テレビモードでやってたのに、たまにすごく字が小さかったり、クリア後にも仮説のスキップができないこと。また、全部の手がかりピースが、その話ごとに赤い謎の周りの空欄にハマりきる……のかと思いきやそうでもなくて、一部仮説に自分の欲しい正解がないまま、解答編に行かなければならない……などプレイしててちょっと戸惑う、本格ミステリーって言うのなら、これはちょっと反則というか、やっちゃいけないことでは……？と思う部分も正直ありました。うーん、ないなーあのトリックの答えになりそうな仮説……などともやもやしつつ進んだものの、解答編で解決したりとか。 とはいえ、私はまあ、ゲームだからな、と許せる範囲。役者陣の演技もあって、クリアまで全部で15時間か、できれば20〜30時間はほしかったなあ、などとそこらへんの不満を差し引いても十分に楽しめた、よかったーと思ったので、実写ゲームが好きな方、ドラマ感あふれる推理な雰囲気を楽しみたい方、メインで出てる役者陣のファンの方なら、おすすめです。 ……ただ、言ったようにミステリーと言うと人によっては許せないかも、な部分があったので。パッケージにもあるキャッチコピーは「"新本格"ミステリーアドベンチャー」ではなく「豪華俳優陣による和風サスペンスドラマ！」の方がよかったかもな、とも思います。 |