修羅場イベント
VS大人組
（※実際にはありえません）

（条件…
　氷室・天之橋の二人ともＥＤ条件を満たしている。
　卒業直前に自動発生）

（場所・夕方の校舎裏）

主人公：
（受験終了の報告に来たら、
　ずいぶん遅くなっちゃった。
　あれ？あそこにいるのは…）

？？？：
お互いに、はっきりしようじゃないか。氷室くん。

？？？：
…おっしゃる意味がわかりませんが。

主人公：
（氷室先生と天之橋さんだ、
　…こんなところで一体どうしたんだろう？）

天之橋：
ならばはっきり言おう。
私は、彼女に好意を持っている。
…君も、そうなんだろう？

氷室：
………彼女は、私の優秀な生徒です。
それ以上ではありません。

天之橋：
そう、自分に言い聞かせているんだろう？
…君の彼女に対する態度は、
ただの優秀な生徒、に対する範囲を超えている。

氷室：
何を根拠に…

天之橋：
言っただろう、私は彼女に好意を持っている、と。
…だから、わかる。
誰が彼女をどう見ているか、が。
彼女自身よりも、はっきりと。

氷室：………。

天之橋：
君があくまで沈黙を貫き、否定するのなら、
それも構わない。
だが、その場合…、彼女が卒業して
このはばたき学園の生徒でなくなる明日、
誰が彼女に告白しようとも、
文句は言わないでくれよ。

氷室：
…理事長、あなたはまさか…っ！

天之橋：
…私は、君を一人の男と…
彼女を競うライバルとして認めたからこそ、
宣言した。
…君がどうするかは、君の自由だ。…失礼するよ。

（理事長、去る）

主人公：
（…なんだかよくわからないけど、
　大変なことを聞いちゃったような…。
　どうしよう？）

→天之橋さんを追いかける
→氷室先生を見ている

→天之橋さんを追いかける

主人公：
（…よし、天之橋さんを追いかけよう！
　なんだか天之橋さんの言ってたことの方が
　気になるし…）

主人公：
天之橋さん！

天之橋：
！
……君か。驚いたな、
今ちょうど君の事を考えていたから。

主人公：
え？
（じゃあ、やっぱりさっきの彼女って…！）

天之橋：
どうしたんだい？…まさか…。

主人公：
（ど、どうしよう！
　話を聞いてたこと、ばれちゃった！？）
　え、えと…。

天之橋：
今日の試験の結果に、自信がないのかい？

主人公：
………。
…え、ええ、い、いや…その…だ、大丈夫です。
やるだけのことは、やりましたから。
…確かに自信は、そんなにないですけど。

天之橋：
そうか。それならよかった。
それじゃあ、今日は送っていこう。
女性の一人歩きは、危険だからね。

主人公：
（…バレてなかったみたい。よかった。
　…でも、さっきの話、気になるなあ。）

→選択肢に戻る

→氷室先生を見ている

主人公：
（…ここにいよう。
　氷室先生、なんだか悩んでるみたいで、
　心配だし…。）

主人公：
（それにしても…さっき言ってた彼女って
　一体誰のことなんだろう？
　明日卒業するってことは
　同じ年の人だと思うけど…。）

？？？：
ニャー♪ゴロゴロ。

主人公：
（…あ、は、葉月君の友達の猫の親子！
　こ、こんなときに…）

氷室：
誰かいるのか！？

主人公：
………。

氷室：
早く出てきなさい！そこにいるのはわかっている！

主人公：
……はい。

氷室：
き、君は…一体そこで何をして…！

主人公：
あ、あの…試験が終わったので、報告に…

氷室：
……コホン！…聞いていたのか？

主人公：
あ、あの…
…ここを通りかかったら、
先生が立っていたけど、何だかその…
様子がおかしいから、声がかけづらくて…。

氷室：
………。
まあいい。それで、試験はどうだったんだ？

主人公：
や、やるだけのことはやりました。

氷室：
…そうか。…ならばいい。
今日はもう遅い。私の車で送っていこう。

主人公：
……はい。
（車で送ってもらったけど…
なんだか気まずかったなあ。
それにしてもあの話って…）

→選択肢に戻る

（以下コメントにつき薄字。読みたい方はマウスでドラッグしてください。）

…あくまでイメージです。

実際のゲーム中では、修羅場らしい修羅場イベントはなかったので、条件を満たしていたらこんなイベントもあっていいかな…なんて思って書きました。

本命は氷室先生なんですが、氷室先生はグッズなどが多くて公式でひいきされてる感があるので、この修羅場は基本的に天之橋さんびいきです。

ファクトリーでもむしろそういう普段あまりグッズのない人で遊びたかったので、せめて文にだけでもしてみました。おつきあい、ありがとうございました。