かまいたちの夜特別編

評価…Ｃ

あらすじ

　主人公は思いを寄せる女性に誘われ、スキー旅行に行くことに。淡い期待を抱きつつ長野のペンション・シュプールに行った主人公だったが、そこで待っていたのは恐ろしい殺人事件だった……。

長所

短所

コメント

　ＳＦＣのかまいたちの夜の移植版です。

　システムはサウンドノベル。読み進めて選択肢を選び、時には犯人の名前を入力したりしながら、殺人事件に巻き込まれつつもなんとかその犯人とトリックを突き止める、というミステリー。

　難易度は……ミステリ慣れして、最初から推理しようと思う人なら簡単、そうでない人にはまったくわからない……という感じで、評価が両極端。真相を突き止めるor何周かバッドＥＤを見ると、ちょっと変わった方面のストーリーも楽しめます。

　ＰＳ移植に関してのおまけは……まあ、こんなものかな、と。個人的には嬉しかったですが、もっとディープに楽しんだ人には物足りないかもしれません。

　これのＳＦＣ版がきっかけで小説を読む楽しみに目覚めた私としては、かなり思い出に残ってる一本です。

　ちなみに私、最初にプレイした時は犯人が全く分からず、当てずっぽうで犯人を名指ししまくった上、最後の最後まで当たりませんでした。その後、友人にすすめたら一発で犯人を当てられて悔しかったのもまた、いい思い出。