天使の見る夢

天使の見る夢

・これはＰＳソフト「アンジェリーク」をときめきファクトリーでパロディ化したものです。

・悪ノリとギャグで作ってますので、苦手な方はご遠慮ください。

・音楽・背景は大体で書いてます。

・表情は以下の通り

ときめき	笑顔	普通	怒り	悲しみ	照れ	すね
(^-^)	(^-^)	('_')	(｀´)	(-_-)	(-_-)	(｀´)

・あくまでシナリオなので、ときめきファクトリーで再生した時とは若干印象が違う場合があります。

・表情欄に特記がない場合は、主人公のセリフです。

シーン１

背景	主人公の部屋・芸術タイプ
音楽	スキー場「たまらナイとまらNight」
キャラクター	夏スーツの氷室零一・タクト付

表情	セリフ
	(その始まりは…夏休み。アルバイトのしすぎで、寝込んでいた私に、突然に降りかかった… まるで悪夢のような出来事…。)
('_')	遅い！一体今、何時だと思っている？
	もう…遅いって何よ… 今は夏休みじゃない… って…ひ、ひ、氷室先生！？ど、どうしたんですか突然！ととというかここ、私の部屋なんですけど…！
('_')	その通りだ。なぜそんなに驚く？
	な、なぜって…。驚きますよ！ここは私の部屋ですし、勝手に入ってこられると、プライバシーというものが…。
('_')	何を言っている。全く理解できない。
	そこは理解してください！お願いですから！
('_')	理解出来ない。もういい。急ぎなさい。遅れを取り戻さなければ。
	（いや、全然よくないんだけど！）そ、そんなに何を急ぐんですか？
(｀´)	そんな事も分からないのか。着替えてきなさい。
	着替えるって…制服に？
(｀´)	そういうことだ。早くしなさい。
	（もう、なんなの？全然わかんない！で、でも先生、怒ってるみたいだし、とりあえずここは急いでるように見せた方がいいよね…。 …全然納得できないけど。）えーと、制服制服…。 …あれ？何、これ…。
('_')	どうした？何か問題か？
	先生…ウチの学校の制服って… こんなのでしたっけ？
('_')	その通りだ。何か問題か？
	…問題と言うか… ウチの制服って、確か… こんなにピンクでも赤でも、ちょうちん袖でもなかったと思うんですけど…。
('_')	……何を根拠にそう思う？冗談が過ぎる。
(｀´)	……早くしなさい。
	（…冗談が過ぎるのはどっちなのよ…。　はあ…。）

シーン２

背景	三原邸・昼間
音楽	平日コマンド・夏休み
キャラクター	舞台衣装の姫条まどか

表情	セリフ
	（…どっかで見た制服に着替えさせられて、　ここまで連れて来られたけど… 　ここって…三原君の家よね…）（先生は先生で、人を置いて　どこか行っちゃうし…。　…なんなの？一体。）
(^-^)	おはようさん。ヒロイン遅れて登場、やな。
	ああ、姫条君… こんにちは…… って！なにその格好！いくら夏だからって、なんて格好してるの！？しかもここ人の家でしょ！？いいの！？そんな格好で歩いてて！
(｀´)	何言うてんねん。感じ悪っ。
	（ええー…っ？怒られた…？) (今のって…私が悪いの？）
(-_-)	まあでも……。無理ないわ。辛かったんやな。
	（へ？　辛いって…何が？）
('_')	まあでも……。しんどい時はいつでも言いや。オレが話、聞いたるから。
	（いや…しんどいというか… 　うんまあ…確かにしんどいといえば　しんどいけど… 　ただその原因は全て、　この状況が　わからないことにあるんだけど…。）あ、ありがとう…ございます。
(^-^)	せやせや。運命は自分の力で切り開いてくもんや。
	（…運命？　切り開く？）
(^-^)	弱い気持ちに打ち勝っていかなアカンねん！んじゃ、オレはこれで。
	（…言うだけ言って、行っちゃったよ。　しかも意味わからないし。　というか、　私はいつまでここでこうして待って　いればいいの…？）
(｀´)	……。

シーン３

背景	クリスマスパーティ会場
音楽	氷室零一のテーマ
キャラクター	正装の氷室零一

表情	セリフ
	（突然、部屋に来た氷室先生とか、　コスプレしてる姫条君とか、　いろいろ腑に落ちないことはあるんだけど… 　一番腑に落ちないのは、　どうして三原くんの家が… 　天之橋さんのお家の　パーティー会場に　つながってたのかってことよね…）（案内されて入ったら入ったで、　みんな私のこと見てるし。　…もう、なんなの一体。）
('_')	……。
	(先生は先生で、いつの間にか着替えて妙に豪華な椅子に座って動かないし…。みんなこっち見てひそひそしてるし。 …もう、どうにかしてよ、本当に！）
('_')	静かにしなさい。
	（…あ…一気に静かになった。　…見られてることに、変わりないけど）
('_')	結構。では…。
('_')	君。
	（わ、私？） (…みたい…ね。) はい。
('_')	結構。では…。君の腕前をテストする。
	え、えぇ！？テ、テストですか！？
(｀´)	えぇ！ではない。
	そ、そんなこと言われても…。突然すぎますよ！突然テストなんて無理です！辞退させてください！
(｀´)	それは出来ない。
	ど、どうしてです！？
('_')	なぜなら…
	な、なぜなら？
(｀´)	物には限度がある。こればかりはどうしようもない。私の言いたいことがわかるか？
	…すみません、わかりません。もう少し具体的にお願いします
('_')	ようするに……。
	（…………………………………………。）

シーン４

背景	クリスマスパーティ会場
音楽	葉月珪のテーマハードアレンジ
キャラクター	正装の葉月珪

表情	セリフ
	（…要するに、氷室先生が言うには…。）（宇宙が危機に陥っていて、　私が女王にならないと　宇宙が滅びる…のだとかなんとか。　で、その試験のために　私をこんなところに呼んだ…と) (…宇宙が滅びるかもしれないのに、　試験やってる余裕がある…？　…そんなバカな…。　…と思っていたけど… 　そう言われて、今着てる制服、　どこで見たのか思い出した…。）（今、アルバイトで　テストプレイしてるゲーム… 『アソジエ・リーク』だ…。　…でも、なんで私が、　その主人公に…しかも、　皆がキャラになってるの？）
('_')	……。
	（氷室先生が、誇りを司る光の守護星で… 　向こうでぼーっとしてる葉月君が、　安らぎを司る闇の守護星…）
(-_-)	……。
	(…って言われても、ねえ…。) (もう、私、どうすればいいのよ…。) （ゲームでは、確か、守護星と　仲良くしていけば試験も恋愛も　どうにかなったけど、　…その相手が実際の知り合いじゃ、　そんなに割り切って仲良くできないって…。)
('_')	暗い顔してるな。
	う、うわあ！葉月君！？
(-_-)	……。
	(はっ！微妙な顔された！明らかに親密度ダウン！？) (…そ、そうだ、確か『アソジエ・リーク』のゲームでは、名字呼びはご法度だった…。) (えー…えーと、確か…) あ、あの…闇の守護星の… ケイ…様…。
('_')	そのまんまだな。
	(えーっ！？なんでそのまんま呼んでそんなこと言われなきゃならないの！？うう…ずっとこの調子なのかな…。まだオープニングなのにクリア不可能な気がしてきた…。)
('_')	緊張するな。おまえは間違ってない。
	(え？緊張するな？ …じゃあ、なんでそんなこと言うのよ。そんなこと言うからこっちは緊張するんだけど…。）
('_')	気楽にな。
(^-^)	焦っても、ロクな事ないぞ。 ……。
	(…言うだけ言って、行っちゃったよ。 …あれは慰めてくれた…の？) んー……もしだけど、もし…そうなら… 現実よりは、攻略、楽…かな？)

シーン５

背景	主人公の部屋・芸術タイプ
音楽	守村桜弥のテーマ・悲しみアレンジ
キャラクター	舞台衣装の守村桜弥

表情	セリフ
	『５日目』 (…とりあえず、５日ほどが過ぎて… 育成にも、少しは…慣れたけど。) 『ピンポーン』はーい。どうぞお入りくださーい。 …ってうわっ！
(^-^)	こんにちは。
	こ、こんにちは。緑の守護星、サクヤ様。 (…あー…びっくりした。このゲーム、否定しない限り自動的に人を通しちゃう上ドアもなく突然部屋に現れるから、現実に体感すると激しく心臓に悪いんだよね…。)
(-_-)	あの。大丈夫ですか？
	い、いえいえ。全然平気です。大丈夫。 (正直、何一つ大丈夫じゃないけど…。) えー…それで、サクヤ様、今日はどうしたんですか？
(^-^)	ええ。おいしい紅茶をもらったんです。一緒に飲みませんか？
	(紅茶、か。こういう趣味は、アソジエ・リークのキャラじゃなくて、元の守村君なんだ…。うん、覚えておこう。まちがってココアとか、木登りとかすすめないようにしないと。)
('_')	え？どうしたんですか？
	あ、はい。 (えーと、ここは確か…) そういうことでしたら、喜んでお受けします。
(^-^)	そうですか。よかったー。
	喜んでもらえて、私も嬉しいです。それではどうぞ、お座りください。
(^-^)	はい。 …… お茶を飲んでいると温まりますねー。
	(うん、夏ですけどね。今。 …まあ、このゲーム季節感ないから、仕方ないけどえーと…確か…ゲームでは、この後、『お話』をするのよね…。というか、『お話』しないとずっとこうしてても時間が過ぎないはず…。さて、何の話をしよう…？) あ、あの…サクヤ様？
('_')	はい。どうかしましたか？
	(えーと…何について聞こう…。) (やっぱりここは、趣味とか考え方を聞いた方が、攻略には有利よね…。) (そうでなくても、できれば盛り上がる話が…) 『どちらにしようかな？　　　>「運動について」　　　>「私のこと」　』 (…ええ！？何この選択肢！ってか、これしかないってこと？) (そんな…運動が苦手なのは周知の事実だし「私のこと」も、会ったばかりで盛りあがるわけないじゃん！何の嫌がらせ！？)
('_')	どうかしましたか？
	(…う、うう…。相手が苦手なジャンルとわかってて聞くのと会ったばかりの相手に盛り上がらないとわかっていて自分のことどう思う？って聞くの… どっちがマシだろう…。) あ、あの…せっかくだから、お聞きしたいことがあるんですけど…。
('_')	なんの質問ですか？
	(………うう。黙ってても仕方ないよね…。選ばないと時間が過ぎないし…。) あの…運動ってお好きですか？
(-_-)	ごめんなさい。得意じゃないんです。
	い、いえ！謝ってもらわなくても結構ですから！ (こっちもわかってて聞いてるし！)
(-_-)	でも……。もうしわけありません……。どうせ、僕なんか……。
	(あーあ… 　完全に落ち込ませちゃった……。)
(-_-)	……。
	(空気が重い…。もう…なんでこんな選択肢しか出なかったのよー！趣味とか植物の話なら、守村くんだってきっと楽しく話してくれたのに…)
(-_-)	あ、いけない……もうこんな時間ですね。僕、もう帰らないと……。
	そ、そうですか？
(^-^)	ええ。おかげさまで、楽しい一日になりました。なんだか、夢のような時間でした。終わってしまうのが寂しいくらい……。
	(ええ！？何それ！？どのあたりが楽しかったと！？)
(^-^)	思い切って誘ってみてよかった…… 今日はありがとう、また誘わせてくださいね。
(^-^)	では、今日はこれで…さようなら。
	(……………。) (…あー…そういえば、部屋デートの親密度アップも、帰りのあいさつも、会話の内容と関係なかったな…) (…うん、わかるけど…。わかるけどこの、言いようのない違和感を、私はどうすればいいんだろう…)

シーン６

背景	芝生広場・夏
音楽	教会BGM
キャラクター	スキーウェアの鈴鹿和馬

表情	セリフ
	『14日目』 (ふう…14日目、日の曜日か…。) (今日は、二度目のお休みで、私からデートに誘える日。とりあえず、育成も順調で、守護星…様…ともそれなりに仲良くなったけど… あくまでそれなりだから、デートに誘っても断られる可能性が高くて、なかなか勇気が出ないのよね… デートは親密度アップのチャンスだし、断られても親密度は上がるから誘った方がいいのはわかってるんだけど… もう少し散歩して、気持ちを落ち着かせたら、神殿に行ってみようかな…。)
('_')	お？よう！
	あ…こ、これはおはようございます。カズマ様。 (…あー…びっくりした。そういえば、守護星様って、庭園にいるってパターンもあったなあ… …にしても、未だに鈴鹿くんのこの格好は慣れないよ…。いくら鋼の守護星設定で、ゴーグルが標準装備だからって… …年中スキースーツって。)
('_')	ん？おい、どうしたんだよ。
	い、いえ。なんでもございません。なんでも。 (はあ…このフレーズを言いなれてしまった自分が切ない…) 偶然ですね、カズマ様。今日はお散歩ですか？
(^-^)	おぅ！しかし、今日もあっちいなぁー。
	(…それはあなたの格好のせいでは… …なんて言ったら、確実に親密度下がるよね、やっぱり。) そうですね。カズマ様は、庭園がお好きなんですか？
('_')	別に。でもよ……。たまには息抜きしねぇとな。
	(なるほど、仕事嫌い、外出好き、で、庭園はまあまあ、か…。 …覚えておこう。) そうなんですか。そう言えば… 今、入口の方で象を見たんですが、ここってよく象が来るんですか？
(^-^)	マジか？もっとその話、聞かせろよ。
	え？もっと、といわれても… カルって名前の象が、象使いの人とボールで遊んでた…くらいしか。
(^-^)	おっ。いいじゃん。俺、知らなかったからよ。
	(…ヤケに話に乗ってくるなあ。しかも私の質問は無視だし。 …もしかして…。) 見たかったんですか、象？
(｀´)	…… 悪かったな！
	(しまった、怒らせた！？えーとえーと… こ、ここはとりあえずフォローしないとっ！) い、いえ、そんなつもりじゃなくて。象は私も好きですから、すず…カズマ様はどうなのかなって。お気を悪くされたなら、すみません。その、それで…、私もよくこの庭園に来ますから…、次にカルくんを見かけたら、真っ先にお教えしますね。きっと好きな人に見てもらえたら、カルくんももっとはりきると思いますし。
(^-^)	…… なんだ、気が利くじゃねぇか。
	(…よかった。なんとか、フォローできたみたい。) それじゃ、そろそろ失礼します。どうぞごゆっくり。
(^-^)	おぅ。じゃ……。
	(うーん、一時はどうなることかと思った。それにしても… 思ったより普通に話せたから、ちょっと意外かも …育成を頼みに執務室に行った時なんか…)
(｀´)	なんだよ！
	(とか)
(｀´)	なんかムカつくんだよな。
(｀´)	分かったっつってんだよ！
	(とか、そんなことばっかり言われるから、もっと怒られるのかと思った…) (…仲良くなったら、もっと気兼ねなく話せるのかな…？)

シーン７

背景	主人公の部屋・芸術タイプ
音楽	カラオケボックスBGM「恋のドレミファソ」
キャラクター	舞台衣装の姫条まどか

表情	セリフ
	『83日目』『ピンポーン』はい、どうぞお入りください。
('_')	おったおった。やっと会えたで。
	これは炎の守護星、マドカ様。おはようございます。
(^-^)	おぅ！どうや？調子は？
	はい、バッチリです！ (…まあ、バッチリというより、もう諦めて慣れた…って言った方が正しいけどね。この格好にも、むやみに丁寧な言葉遣いも、鬼のような育成・デート攻撃も慣れてしまえばこっちのものだし。慣れれば元々、テストプレイで勝手知ってる状況だもの。おかげで皆の親密度は順調に最大値の200に近づきつつあって試験も順調。もう何でもかかって来い！私は無敵よ！ …なんてのは、ちょっと言いすぎかな？)
(^-^)	それや、それ！その意気！
	はい、ありがとうございます！ところで、今日は？
(^-^)	おう。たまには公園でのんびりせえへんか？
	(うーん、公園か… 確かに公園は親密度アップ値が高いけどその分失敗も多いしなあ… 私としては失敗のない部屋か、イベントの起こる森の湖なんかがいいんだけど…)
('_')	どないしたん？
	(でもせっかく来てくれたのに、断るのも悪いし…) そう…ですね。今日は天気もいいですし…。『ピンポーン』
('_')	ん？

シーン８

背景	主人公の部屋・芸術タイプ
音楽	体育祭・フォークダンスBGM～コロブチカ
キャラクター	舞台衣装の三原色

表情	セリフ
(^-^)	やあ。居たね？こんなところに隠れてたんだね？
	え！？ゆ、夢の守護星の… シキ様？ど、どうなさったんですか？
('_')	これは意外なお出迎えだね。だって、今日は特別な日だよ？
	と、特別な日って…。 (えーとえーと、三原くんとは…確か…) も、もしかして…、デート10回目の記念日ってことですか？
(^-^)	もちろん。その通り！さあ、行こう。青い海の世界へ。
	い、いえいえいえ。そ、そんな突然話を進められても！ (大体デート場所に海なんてありませんし！相変わらず素敵に自由すぎるよ三原くん！) そ、それに今、マドカ様が…。
('_')	なんだい、それ？肝心なのは、そんな事じゃないだろ？
	(いやいや、肝心です！いろんな意味で！ …う、姫条君、ものすごい複雑な顔してるし… えー？もう、これなに！？何で二人が同時に…！？もしかして…これが噂のはちあわせイベント！？で、でもはちあわせイベントって確か、部屋に入る前にわかるはずじゃ…！？) 『ピンポーン』

シーン９

背景	主人公の部屋・芸術タイプ
音楽	体育祭・フォークダンスBGM～コロブチカ
キャラクター	舞台衣装の葉月珪

表情	セリフ
	え…？
('_')	おい。おまえ、時間あるか？
	いえ、時間と言うかその…。
(-_-)	……。俺と出かけるのイヤか？
	(いや、イヤとかいいとか、そういう問題じゃないし！２択のはちあわせはまだしも、３択はないでしょう！なんなの、これ！？) 『ピンポーン』
('_')	……ん？
	『ピンポーン』『ピンポーン』『ピンポンピンポンピンポーン』
('_')	誰だ？
	って…ちょっと… 光の守護星のレイイチ様に、風の守護星のワタル様に、水の守護星のチハル様！？し、しかもその後ろに、緑の守護星のサクヤ様に、鋼の守護星のカズマ様、 …地の守護星のイッカク様まで…！
('_')	忙しそうだな。
	(忙しいとか言ってる場合じゃないってばっ！) (いくら又がけしてたからって、９人全員来ることないじゃないのよ！) (しかも同時に来てくれれば居留守とか使えるけど、こんなバラバラに来られても！)
(-_-)	落ち着けよ。
	お、落ち着けないよ！ (どうしようどうしよう、もうどうしたらいいのー！？) (……………！！) …っ！
(｀´)	おい。大丈夫か？
(｀´)	おい、顔が真っ青だぞ？ …… 大丈夫か？
	(………。) (…人間、ショックで気を失うことがあると聞いたけど… まさか本当に、自分がそうなるものだとは… …そんな、ひどくくだらないことを考えながら、騒がしい室内の様子をよそに、私は…急速に意識を…失って…いった……)

シーン10

背景	主人公の部屋・芸術タイプ
音楽	卒業式
キャラクター	氷室先生

表情	セリフ
	…うーん、うーん…。
('_')	君。君。大丈夫か！？
	………。
(-_-)	調子はどうだ？私の言いたいことが分かるか？
	レ、レイイチ様！も、もうしわけありません！私、そんな９又なんてするつもりでは…！ …い、いえ、又がけするつもりはありましたけど！で、でもまさかこんなことになるなんて…！
(｀´)	……。
	もう又がけなんてこりごりです！真面目に試験に励みます！だから、だから命だけは…！
(｀´)	……。君は何が言いたい？
	へ？い、いえ、だって…女王試験が…。レイイチ様が…。
(-_-)	やめなさい。その呼び方は…… いや、頼むから止めてくれ。
	………。 (レイイチ様が…ダメ？ …ってことは……。) あ、あの…氷室…先生？
(-_-)	なんだ？
	先生は…どうして私の部屋に？
(｀´)	君が倒れたというから、慌てて駆けつけたんだ。
	えーと…尽が、入れたんですか？
(-_-)	その通りだ。
	(尽がいる…？それに…)
(｀´)	アルバイトも結構だが、学業がおろそかにならないように。くだらない注意をさせるな。
	(アルバイト…) (元の世界だ…。) (元の世界だよ……)
(｀´)	まったく君は……。 …… 君は私の話を聞いているのか？
	(よかった、よかったあ…！)
(｀´)	なっ、なぜ泣く！？
(｀´)	何が起こってるんだ？落ち着きなさい。君は何が言いたい？
	(………………………………………………。) (先生の声を聞きながらも、私はしばらく泣きじゃくった… それが…夏休み、手っ取り早くお金を稼ごうと、ゲームのテストプレイのアルバイトをしすぎて倒れた私の見た、悪夢の結末…。) (しかしこの後…)
(｀´)	……。
	(夢のせいで思わず口走ってしまった『試験を真面目にする』という言葉のせいで… 氷室先生に鬼のような宿題を出されてしまったことは言うまでもない…。) 悪　夢　は　ま　だ始　ま　っ　た　ば　か　り　……

＜ＦＩＮ＞

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表情	セリフ
(^-^)	やあ。居たね？こんなところに隠れてたんだね？
	え！？ゆ、夢の守護星の… シキ様？ど、どうなさったんですか？
('_')	これは意外なお出迎えだね。だって、今日は特別な日だよ？
	と、特別な日って…。 (えーとえーと、三原くんとは…確か…) も、もしかして…、デート10回目の記念日ってことですか？
(^-^)	もちろん。その通り！さあ、行こう。青い海の世界へ。
	い、いえいえいえ。そ、そんな突然話を進められても！ (大体デート場所に海なんてありませんし！相変わらず素敵に自由すぎるよ三原くん！) そ、それに今、マドカ様が…。
('_')	なんだい、それ？肝心なのは、そんな事じゃないだろ？
	(いやいや、肝心です！いろんな意味で！ …う、姫条君、ものすごい複雑な顔してるし… えー？もう、これなに！？何で二人が同時に…！？もしかして…これが噂のはちあわせイベント！？で、でもはちあわせイベントって確か、部屋に入る前にわかるはずじゃ…！？) 『ピンポーン』