雨の日
・音楽・背景は大体で書いてます。 ・表情は以下の通り
・あくまでシナリオなので、ときめきファクトリーで再生した時とは若干印象が違う場合があります。 ・表情欄に特記がない場合は、主人公のセリフです。 ・また、お約束ですが二次配布・無断転載は禁止です。 |
シーン1
背景 | 鈴鹿の部屋 |
音楽 | 鈴鹿和馬のテーマ〜シリアス |
キャラクター | 夏服・青いストライプの鈴鹿和馬 |
表情 |
セリフ |
………。 | |
('_') |
おい、どうしたんだよ。 |
あ、ううん。 |
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('_') |
ふーん……。 そうかもしんねえな。 |
……あのね、私、 雨が降ると、少し嬉しくなるんだ。 |
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('_') |
ん? どうしてだ? |
……思い出すから。 私が、 和馬くんを好きになった日のこと。 |
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(*`´*) |
な、何言ってんだよ! |
(*-_-*) |
ったく……。 |
(……そう、あの雨の日……。) (私の中で、和馬くんが『仲間』から、『好きな人』に変わったのは、 あの、雨の日だった……。) |
シーン2
背景 | 無人の体育館 |
音楽 | 鈴鹿和馬のテーマ |
キャラクター | バスケ部ユニフォームの鈴鹿和馬 |
表情 |
セリフ |
(^-^) |
やったぜ! スリーポイントだぜ! 見たか! |
うん。見たよ。さすが! |
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(^-^) |
ははは、なんだよ! 今のおまえなら充分いけるはずだぜ。 |
そう? 鈴鹿くんほどのスタミナはないもの。 やっぱり、まだまだ、だよ。 |
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(^-^) |
そっか。 おまえのそういうところ、いいと思うぜ。 |
……そう? でも、そろそろ片付けない? バレー部の練習までって約束で バレー部の子が来ちゃうと思うんだけど。 |
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('_') |
げっ!マジ? |
うん。早い子だったら、 あと五分ぐらいで来ると思うから…… 片付け始めて、ちょうどぐらいじゃない? |
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(-_-) |
そんなもんか? 時間足んねぇよな! |
……じゃあ、あとちょっとだけ それほど時間かからないし。 |
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(^-^) |
いいのか? |
うん。 その代わり、次の練習の時は、 片付けしてもらうから。今日はいいよ。 |
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(^-^) |
そっか。 ありがとなー! |
(えーと、まずはボール、っと…… たたんで、っと……。) |
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('_') |
…… |
…………。 | |
('_') |
ん? なんだ? |
あ、ううん。 ちょっと、疑問に思って。 |
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('_') |
なんでだよ? |
なんで鈴鹿くんが人気あるのかなーって。 | |
(*`´*) |
なんだよ、いきなり。 |
それがね、この前クラスの女の子に、 もし全然人気のない人だったら、 だから、鈴鹿くんって いつもの鈴鹿くんだし、 なんで人気があるのか、よくわからないな、って。 |
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(*-_-*) |
ふーん……。 それで? |
え? それで、って? |
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(*`´*) |
だからよぉ……。 |
ああ、誰に聞かれたかってこと? 名前なんだったかなあ、 あまり話したことない子達だったから……。 |
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(*`´*) |
そうじゃねぇよ! おまえ……。 |
え? ……あ、私がどう答えたかってこと? |
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(*-_-*) |
お、おう……。 |
別に?普通に答えたよ。 「家が意外と近いし、同じバスケ部だから、 ……って、普通に。 おかしなこと言って変な噂が広まっちゃったら、 鈴鹿くんが困るでしょ? |
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(*-_-*) |
…… ふーん……。 |
……ん? どうかした? |
|
(*`´*) |
な、なんでもねぇよ。 |
そう?ならいいんだけど。 最後だし、ビシっと決めてよ! |
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('_') |
…… |
(……よし、入れ!) (…………あっ!) ……はずれちゃったね、最後の一投。やっぱり、どうかしたの? 大丈夫? |
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(*`´*) |
別に……。 大丈夫だっつってんだろ? |
……そうなの? (さっきまではあんなに調子よかったのに…… (うーん…… ねえ、鈴鹿くん。 せっかくここまで来たんだから、 マイカルジョーダンのグッズがもらえるって はばたきネットに書いてあったし。 |
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('_') |
マジか? |
うん、ホント! ね、行こ! |
シーン3
背景 | 近所の公園・昼 |
音楽 | 平日コマンド・夏 |
キャラクター | 夏の制服の鈴鹿和馬 |
表情 |
セリフ |
ラッキーだったね! まさかホントにマイカルのサイン入り タオルが当たるなんて思わなかった! |
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(^-^) |
だよな! 俺、今日これ抱いて寝ちまいそうだ。 |
あはは、気持ちはわかるけど、 それじゃ箱つぶれちゃうよ。 |
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(^-^) |
ははは、だよな。 |
(……よかった。 鈴鹿くんの機嫌、直ったみたい。) |
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('_') |
ん? なんだ? |
あ、ううん。 本当、新しいシューズ買った かいがあったなーって。 |
|
(^-^) |
ははは、感謝するぜ! |
まちがって誰かが使わないよう、 大事に保管しないとね。 |
|
(^-^) |
だな。 |
あれ? | |
('_') |
ん? |
なんか…今顔に冷たいものが…。 | |
(`´) |
げっ!マジ? うわっ! |
(あ、雨……! (……あった!) す、鈴鹿くん!こっち! |
|
(`´) |
おいっ! |
シーン4
背景 | 雨の公園 |
音楽 | 鈴鹿和馬のテーマ〜シリアス |
キャラクター | 夏の制服の鈴鹿和馬 |
表情 |
セリフ |
(とっさにここに入っちゃったけど……) なんか…すごい雨になっちゃったね。こんなことなら、 傘持ってくればよかった。 |
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(-_-) |
ちぃーとまずかったよな。 |
でも、いきなり降って来た雨だし、 きっとやむのもすぐだよね。 |
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('_') |
そっか……そりゃ、そうだよな。 |
まあ、ゆっくりしよっか。 慌てても仕方ないし。 |
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(^-^) |
だな。 たまには息も抜かねぇとな。 |
……それにしても。 | |
(^-^) |
ん? |
なんか、雨やどりって久しぶり。 |
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(^-^) |
へぇー……。 そんなもんか? |
うん。 『早くやまないかなー』なんて でも、ヒマだからキョロキョロしてるうちに、 雨がやんだのに まだそこにいたりしてね。 |
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(^-^) |
ふーん……。 |
なに? おかしい? |
|
(^-^) |
別に。 |
……そう? じゃあさ、鈴鹿くんにも雨やどりの思い出とかって、ある? |
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('_') |
いや……。 |
……やっぱり。 | |
(*`´*) |
なんだよ……。 |
だって鈴鹿くんって、 なんとなく雨やどりしそうな 感じじゃないもん。 どんなに雨が降ってても、 構わず走ってく感じって言うか。 |
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(*-_-*) |
ほっとけ。 |
…………。 ……あのさ、鈴鹿くん。 |
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('_') |
なんだ? |
……無理して、私につきあわなくていいよ。 私なら、一人でも大丈夫だから。 |
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(*-_-*) |
…… バーカ。 |
バ、バカって何よ。 私はただ、鈴鹿くんが 早く帰りたいかなって……。 |
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('_') |
…… 心配すんじゃねぇよ。 |
('_') |
おまえを置いて行くわけねぇだろ。 |
……。 | |
('_') |
…… ん? 顔、赤くなってるぞ。俺の気のせいか? |
……! ……あ、ありがと。 (……や、やだな。 ……もう、私ってば。) |
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それじゃ、お言葉に甘えて、 もう少し、付き合ってもらおうかな。 |
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(^-^) |
お、おう……。 付き合ってやっても……いいぜ。 |
……。 | |
('_') |
…… |
シーン5
背景 | 雨の公園 |
音楽 | 鈴鹿和馬のテーマ〜シリアス |
キャラクター | 夏の制服の鈴鹿和馬 |
表情 |
セリフ |
……なかなか、やまないね。 | |
('_') |
そうだな。 |
('_') |
…… なあ。 |
……なに? | |
('_') |
……寒くねぇか? |
ああ、そう言えば…… |
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(`´) |
大丈夫か? |
だ、大丈夫。 寒いかなって思ったら、 ちょっとくしゃみが出ただけで。 |
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(-_-) |
…… 無理しない方がいいぞ? |
大丈夫よ、これくらい。 私だって、これでも ひかないって。 |
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(-_-) |
…… |
(……とは言え、 (何か、着た方がいいのかなあ……) (でも、ユニフォームもタオルも、 (今着た所で、効果なし…… |
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(*-_-*) |
おいっ! |
な、なに? | |
(*-_-*) |
タオルっ! お、俺の使え! |
え? なんで……。 |
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(*-_-*) |
おまえも女なんだから、冷えでもしたら大変だろ。 |
で、でも…… これ鈴鹿くんのでしょ? いいの? |
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(*`´*) |
何言ってんだよ! 俺とおまえの仲じゃねぇか。 |
(……鈴鹿くん……) あ……ありがとう。借りるよ。 |
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(*-_-*) |
お、おう……。 |
(……気、つかわせちゃったな。 (……でも、ここは、 (……うん、あったかい。) (でも、鈴鹿くん、 (むしろそういうの、 (……タオル?) (……ま、まさか……) !す、鈴鹿くん! |
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(*-_-*) |
な、なんだよ……。 |
これ……今日当たった |
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(*-_-*) |
…… 知らねぇよ。 |
し、知らないって! 嬉しくなかったの? 本当はいらなかったの? |
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(*-_-*) |
疑ってんじゃねぇよ……。 そんなんじゃねぇよ……。 |
じゃあ、どうして……? | |
(*-_-*) |
別に……。 |
別に、って……。 私のために、そんな大事なもの 放っておいてくれたって、 よかったのに……。 |
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(*`´*) |
ば、バカ野郎!俺はよくねぇんだよ!! |
………… 鈴鹿、くん……。 |
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(*-_-*) |
ベ、別にそういうわけじゃねぇからよ。 でもよ……。 やっぱ……。 |
……男の子、だから? 鈴鹿くんが男の子で、 私が、女の子、だから? |
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(*-_-*) |
ああ、男ってもんだろ、それが。 |
…………。 鈴鹿くん。 |
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(*-_-*) |
…… な、なんだよ! |
……ありがとう。 | |
(*-_-*) |
…… お、おう……。 |
シーン6
背景 | 鈴鹿の部屋 |
音楽 | 卒業式 |
キャラクター | 夏服・青いストライプの鈴鹿和馬 |
表情 |
セリフ |
(……結局、あの後……) (携帯で家に連絡すれば (本当、嬉しかったんだ。) (……私のこと、置いていかないって (私のために、大事なマイカルのタオル、 (それまでは、あまり思ったことなかったけど、 私の中で、鈴鹿くんが 好きな男の子、になったのって……) |
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(*-_-*) |
なぁ……? それで? |
ん? それで、って? |
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(*-_-*) |
いや……だから……よ。 |
……聞きたいの? 続き。 |
|
(*-_-*) |
な、なんだよ! |
ごめんごめん。 そうだね……それじゃ、 このページの英作文が終わったら、ね。 |
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(*`´*) |
そんなのありかよ。 |
だって、私も早く、 |
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(*-_-*) |
ったく……。 |
('_') |
…… |
(進路についてはいろいろ人に言われるし、 (それでも、私たちは少しずつ、 (だから…… ……和馬くん) |
<FIN>