ハッピーバースディ02

ハッピーバースディ02

・音楽・背景は大体で書いてます。

・表情は以下の通り

ときめき	笑顔	普通	怒り	悲しみ	照れ	すね
(^-^)	(^-^)	('_')	(｀´)	(-_-)	(-_-)	(｀´)

・あくまでシナリオなので、ときめきファクトリーで再生した時とは若干印象が違う場合があります。

・表情欄に特記がない場合は、主人公のセリフです。

シーン１

背景	冬の校門・無人
音楽	入学式
キャラクター	赤ネクタイの氷室先生

表情	セリフ
(｀´)	これでいいんだな？間違いないか？
	はい！わあ……久しぶりだけど、全然変わってませんね、はばたき学園！
(-_-)	当たり前だ。浮かれないように。
	はーい。でも、なつかしいな……。ねえ、先生、中にも入りたいんですけど…… いいですか？
(｀´)	本気か？
	はい。
(-_-)	しかし……。
	……ダメですか？先生、言ってくれたじゃないですか。「明日の私の誕生日を祝ってくれる礼に、今日はどこでも、君の好きな場所に付き合おう」って。 ……あれ、ウソだったんですか？
(｀´)	そんな事はない。だが……。
	じゃあ、いいんですね！行きましょう！
(｀´)	こら。まったく君は……。
	(ふふ、本当に久しぶりだな、はばたき学園。)

シーン２

背景	無人の音楽室
音楽	平日コマンド・夏
キャラクター	赤ネクタイの氷室先生

表情	セリフ
	先生、こっちです！
(｀´)	静かにしなさい。
	すみません、ここに来たら、なんだか高校生時代に戻ったみたいで。 ……誰もいませんね。
(-_-)	当たり前だ。
	そうですね、日曜日ですもんね。でも、本当に変わってないですね。あのピアノも、机の並び方も。
(｀´)	何か問題か？
	問題っていうわけじゃないですけど…… つい、思い出すんですよ。毎日ここで吹奏楽部の練習してたこととか、文化祭前の猛特訓とか、ここで私、先生が弾いてたピアノを聞いたこともありましたよね。
(^-^)	そんな事もあったな。
	……あの、先生。
('_')	なんだ？
	またそのうち…… ピアノ聞かせてもらってもいいですか？
(^-^)	もちろんだ。
	よかった。それじゃ、次に行きましょう！
(｀´)	何？君は本気で言っているのか？
	はい、本気です！じゃ、行きましょう！
(｀´)	待ちなさい。

シーン３

背景	保健室
音楽	平日コマンド・秋
キャラクター	赤ネクタイの氷室先生

表情	セリフ
	先生、ここですここー！
(｀´)	どういうつもりだ？
	はい？
(｀´)	全く理解できない。どうしてだ？
	どうしてって…… なんでここに来たかってことです？ ……覚えてませんか？
(｀´)	何？
	体育祭の時、先生ここで私のケガの手当てしてくれたじゃないですか。しっかり包帯まで巻いてくれて。私、覚えてますよ。
(｀´)	そういえば……。
	たいしたことないのに大げさだなって思いましたけど。
(｀´)	…… ひと言余計だ。
	……でも、嬉しかったです。そこまで私のこと、心配してくれたんだって思ったら。 ……だから、またここにも来たくて。
(-_-)	…… そうか……。
	よし、それじゃあ次に行きましょう！
(｀´)	何？
	大丈夫、もう次で最後にしますから！ほら、先生、早くー！
(-_-)	……仕方がない。

シーン４

背景	夕方の無人の教室
音楽	卒業式
キャラクター	赤ネクタイの氷室先生

表情	セリフ
	……静かですね。外ももう、日が暮れてきたみたいで。
(-_-)	そうだな。
(-_-)	しかし……。
	どうしてここなんだ、ですか？
(｀´)	……まあ、そうだ。
	だって、それは……
(-_-)	それは……。
	先生と一番、長く過ごした場所ですから。
(^-^)	……
	計算したら、本当は先生の車に乗ってた時間の方が長いのかもしれませんけど…… 毎朝、先生の顔を見て話を聞いて、朝が始まって…… ほとんど毎日、先生の授業を受けて、わからないことがあったら先生のところにノート持って走って、授業が全部終わったら、また先生が来て、話を聞いて。部活でまた先生の指導を受けて、時々は、先生の車で一緒に帰って…… その思い出の中心が、この教室と、このはば学ですから。
	もちろん、こうして堂々と先生と二人でいられるようになったのも、とっても嬉しいですけど…… でも私にとって、先生との思い出の中心って、やっぱりここなんです。だから、今日先生が行きたい場所を聞いてくれた時、どうしても来たくなっちゃって。 ……すみません。いくら休日だって、一緒に学校に来たいなんて ……迷惑でしたよね。
(-_-)	いや……謝る必要はない。少し、驚いただけだ……。
	でも、やっぱり迷惑だったでしょう？ ……ごめんなさい。
(^-^)	そんな事はない。
	……本当ですか？
(^-^)	もちろんだ。いちいち気に病まないように。
	……それじゃあ、もう一つ行きたい場所があるんですけど。
(-_-)	何？

シーン５

背景	カンタループ
音楽	告白BGM～氷室先生
キャラクター	赤ネクタイの氷室先生

表情	セリフ
(-_-)	まったく君は……。
	すみません。でもどうしても、締めくくりはここだ！って決めてたんです。
(-_-)	それはなぜだ？
	だって私、今年もう成人式ですよ。未成年じゃなくなるんですよ。どうです？
(｀´)	どうとは？
	だから、もうお酒が飲めるようになるんですよ。そう思うと私も、少し大人っぽく見えるような気にも……なりません？
(｀´)	全くならない。
	……そうですか。
(-_-)	……それで。結果はどうなった。
	えーと……その、つまりですね。未成年じゃなくなるってことは、先生と同じお酒が飲めるってことで。そうしたら、先生の好きなお酒の味、わかるようになるでしょう？そしたら、一つまた、先生の好きなもの、知ることができるじゃないですか。
(^-^)	……
	そうなったら、それを見たり、飲んだりするたびに先生のこと思い出せるし…… そういうの、一つでも多く増やしたくて。 ……だから、その……。
(^-^)	そうか……。
	……はい。
(-_-)	……
	……それで、あの、先生。注文、どうします？
	あんまりお待たせするの、悪い気もしますし。
('_')	そうだな。では……。

シーン６

背景	カンタループ前
音楽	氷室零一のテーマ～斜陽光アレンジ
キャラクター	赤ネクタイの氷室先生

表情	セリフ
	……結局、ノンアルコールを頼むんですから、先生ってば。
(｀´)	当たり前だ。
	そりゃあ、車だから当たり前ですけど…… せめて好きなカクテル、教えてくれたって。
(｀´)	そういう訳にもいかない。コラ。そんな上目遣いで見てもダメだ。
	……はーい、わかりました。でも、来年こそは教えてくださいよ。来年には私、立派な成人なんですから。
(^-^)	…… そうだな。
	絶対ですよ。今、約束しましたからね。
(^-^)	……分かった。
	よし、決まり。来年の誕生日が楽しみだなー。早く来年になればいいのに。
(｀´)	君は本気で言っているのか？
	だって、そうしたらまた先生と一日一緒にいられるじゃないですか。あ、でも明日もあるし…… それじゃあ……明日から、すぐに一年経てばいいのに。先生と、一緒にいられる日だけ残して。
(-_-)	……
	……なんて、そんなこと言ったら先生困っちゃいますよね。毎日誕生日が来たら、あっというまに100歳になっちゃうし。 ……ごめんなさい、変なこと言っちゃって。
(-_-)	……
	帰りましょうか、先生。今日、もう遅いし。先生は、明日も学校ありますもんね。
(-_-)	…… そうだな。

シーン７

背景	主人公の自宅前・夜
音楽	教会BGM
キャラクター	赤ネクタイの氷室先生

表情	セリフ
	先生、送ってもらってありがとうございます。それじゃ、また明日…… 待ってますから。プレゼント、期待しててくださいね。じゃあ……。
(-_-)	待ちなさい。
	……なんですか？
(^-^)	こっちに来なさい。
	……先生？
(｀´)	…… 君の事が心配だ。大丈夫か？
	……やっぱり、わかります？
(-_-)	当たり前だ。
	……すみません。わかっては……いるんです。仕方がないことだって。でも……なかなか会えないことも、毎日は電話できないことも、滅多に一日一緒にいられないことも…… 当たり前だって、仕方ないって、自分ばかりがつらいんじゃないって…… わかってるのに…… すごく寂しくて、苦しくて…… ごめんなさい、どうしようもなくて…… 私……
(^-^)	……

シーン８

背景	主人公の自宅前・夜
音楽	氷室零一のテーマ～斜陽光アレンジ
キャラクター	赤ネクタイの氷室先生

表情	セリフ
	……ご、ごめんなさい、どうしようもないことなのに、わがまま言って。 ……でも、弱音吐いたらちょっとすっきりしました。今日は本当ごめんなさい。明日もあるのに、つれまわして、こんな迷惑かけちゃって。 ……もう、私行きますね。あの、今日は本当に……
(-_-)	待ちなさい。
	……なんです？私、もう大丈夫…… ……なんですか、この包み……？
(^-^)	開けてみなさい。
	え？いいんですか？
(｀´)	……プレゼントだ。
	え、でも…… 先生の誕生日が明日で…… お返しにしても、ちょっと早すぎなんじゃ……
(｀´)	……早くしなさい。
	は、はい！ (な、なんだろう……) ……これ……！あの……いいんですか？本当に。
(^-^)	当たり前だ。
	でも……高くないです？こんなの、本当に私が……
(｀´)	そんな事は気にしなくてよろしい！ …… 感想はそれだけか？他には？
	……うれしいです。すっごく！もう寂しさも不安も吹っ飛んじゃいました！
(^-^)	気に入ってくれたみたいだな。よかった……。
	ねえ、先生。それで、うれしいついでに頼みがあるんですけど……
(-_-)	なんだ？
	先生に、この指輪、はめてもらっていいですか？ ……左手の薬指に。
(｀´)	……
	……ダメ、です？
(^-^)	…… 手を貸しなさい。
	はい！
(^-^)	…… これは、私の気持ちだ。
	……気持ち？
(^-^)	君は一人じゃない。私が付いている。 …… 私が側にいよう。
	……はい！
(^-^)	いつもの君に戻ったようだな。
	だってこんなにうれしいんですから、落ち込んでなんかいられません！ ……ねえ、先生？
(^-^)	なんだ？
	来年は、おそろいの指輪、お願いしていいですか？それで、また先生がつけてくれて、私も先生につけるって言うのは…… ダメです？
(｀´)	…… まったく君は……。
	……ダメです？
(｀´)	聞くまでもない。
(-_-)	私もそうしようと思っていた。
	先生……！
(^-^)	……もう遅い。行きなさい。
	はい！楽しみにしてます！あ、それから……！
(^-^)	どうした？
	明日も会いますけど、きっと今からの方が12時に近いから。ハッピーバースデイ、氷室先生！

＜ＦＩＮ＞

<HappyBirthDay　to　Reiichi Himuro！2006/11/6>

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表情	セリフ
(｀´)	これでいいんだな？間違いないか？
	はい！わあ……久しぶりだけど、全然変わってませんね、はばたき学園！
(-_-)	当たり前だ。浮かれないように。
	はーい。でも、なつかしいな……。ねえ、先生、中にも入りたいんですけど…… いいですか？
(｀´)	本気か？
	はい。
(-_-)	しかし……。
	……ダメですか？先生、言ってくれたじゃないですか。「明日の私の誕生日を祝ってくれる礼に、今日はどこでも、君の好きな場所に付き合おう」って。 ……あれ、ウソだったんですか？
(｀´)	そんな事はない。だが……。
	じゃあ、いいんですね！行きましょう！
(｀´)	こら。まったく君は……。
	(ふふ、本当に久しぶりだな、はばたき学園。)

表情	セリフ
	先生、ここですここー！
(｀´)	どういうつもりだ？
	はい？
(｀´)	全く理解できない。どうしてだ？
	どうしてって…… なんでここに来たかってことです？ ……覚えてませんか？
(｀´)	何？
	体育祭の時、先生ここで私のケガの手当てしてくれたじゃないですか。しっかり包帯まで巻いてくれて。私、覚えてますよ。
(｀´)	そういえば……。
	たいしたことないのに大げさだなって思いましたけど。
(｀´)	…… ひと言余計だ。
	……でも、嬉しかったです。そこまで私のこと、心配してくれたんだって思ったら。 ……だから、またここにも来たくて。
(-_-)	…… そうか……。
	よし、それじゃあ次に行きましょう！
(｀´)	何？
	大丈夫、もう次で最後にしますから！ほら、先生、早くー！
(-_-)	……仕方がない。

表情	セリフ
	……結局、ノンアルコールを頼むんですから、先生ってば。
(｀´)	当たり前だ。
	そりゃあ、車だから当たり前ですけど…… せめて好きなカクテル、教えてくれたって。
(｀´)	そういう訳にもいかない。コラ。そんな上目遣いで見てもダメだ。
	……はーい、わかりました。でも、来年こそは教えてくださいよ。来年には私、立派な成人なんですから。
(^-^)	…… そうだな。
	絶対ですよ。今、約束しましたからね。
(^-^)	……分かった。
	よし、決まり。来年の誕生日が楽しみだなー。早く来年になればいいのに。
(｀´)	君は本気で言っているのか？
	だって、そうしたらまた先生と一日一緒にいられるじゃないですか。あ、でも明日もあるし…… それじゃあ……明日から、すぐに一年経てばいいのに。先生と、一緒にいられる日だけ残して。
(-_-)	……
	……なんて、そんなこと言ったら先生困っちゃいますよね。毎日誕生日が来たら、あっというまに100歳になっちゃうし。 ……ごめんなさい、変なこと言っちゃって。
(-_-)	……
	帰りましょうか、先生。今日、もう遅いし。先生は、明日も学校ありますもんね。
(-_-)	…… そうだな。