ときめき・メモREAL2

・音楽・背景は大体で書いてます。

・表情は以下の通り

ときめき

笑顔

普通

怒り

悲しみ

照れ

すね

(*^-^*)

(^-^)

('_')

(`´)

(-_-)

(*-_-*)

(*`´*)

・あくまでシナリオなので、ときめきファクトリーで再生した時とは若干印象が違う場合があります。

・表情欄に特記がない場合は、主人公のセリフです。

・また、お約束ですが二次配布・無断転載は禁止です。


シーン1

背景 教会前
音楽 葉月珪のテーマ・告白ver.
キャラクター 冬の制服の葉月珪

表情

セリフ

(この物語はフィクションです。
実際の人物、団体、事件、ゲームには
一切関係ありません。)

……。

(もうすぐ、卒業か……。)

(^-^)

そんな所にいたのか?

わ、わあ!
葉月くん!?

('_')

ん?どうした?

……う、ううん、なんでもないの。
なんでも。

(あー……びっくりした……。)

(2100年の新作乙女ゲー……
『ときめきメモREALforGirls』……

今まで出たときメモGSを
まるで現実のように体感できる
夢の乙女ゲー!)

(……なのはいいんだけど……)

(こういう風に、既存のGSを選んで
体感すると、
こっそり追加イベントが入ってたりするから……)

(迂闊に校内を探索すると、
突然追加イベントに遭遇して、
すごくびっくりするのよね……)

(……まあ、それも一つの醍醐味なんだけど。)

('_')

卒業まであと少しか。

……うん、そうだね。
もう、学校に通えるのも、
ほんのちょっとだね。

(*-_-*)

……
なあ。おまえ、覚えてるか?
……何を?

(*-_-*)

……
なんでもない。

(……ああ、言いたい。
覚えてるよって言いたいけど!)

(でもそうするとエンディングが
別verになっちゃうんだよね、
攻略本によると……。)

(今回は初回だもん!
何が何でも正規verが見たいんだから!
ここは我慢のしどころよ、私!)

(*-_-*)

……
あのさ。
……なに?

(*-_-*)

もう少し、ここにいてもいいか?
……うん、もちろん。

(*^-^*)

サンキュ。

(よし、いい雰囲気!
いいよねこのラブラブフィールド!)

(しかし、私も頑張ったよ、オープニング、
葉月くんに手を貸してもらって
一目ぼれしちゃってからここに来るまで……)

(……まあ、元はといえば、
パラ上げまで体感モードをONに
しちゃったのが失敗だったんだけど……)

(おかげで本気で勉強と運動と
バイトに励むハメになって……)

(受験勉強とランニングに
毎朝毎晩のお手入れにバイト……
ちょっと途中で挫折しそうになったよ……真剣に。)

(*^-^*)

……

(……おかげでリアルの
パラメーターも上がった気はするし、
ある意味理想の女子高生になれたけど。)

(……ただ……ちょっとだけ、
思うんだよね……)

(……もしあの時……)

(オープニングで出会ったのが……
一目ぼれした相手が
葉月くんじゃなかったら……)

(今ごろ、私どんな女の子に
なってたんだろう……って。)

('_')

……


シーン2

背景 教会前
音楽 守村桜弥のテーマ
キャラクター 冬の制服の守村桜弥

表情

セリフ

『Case1.守村桜弥の場合』

『必要パラメータ:
 学力:200 芸術:150』

『現パラメータ:

学力:210 芸術:155 流行:0
運動:0  気配り:0  魅力:0』

(*^-^*)

こんな所にいたんですね。

あ、守村く……ん……。

(`´)

あっ、危ない!

(-_-)

あー、危なかったです!
大丈夫ですか?

あ……ご、ごめんなさい。

ここまで歩いてきたら……ちょっと……
目の前がくらっと……しちゃって……。

(*-_-*)

体に毒ですよ。
それ以上、言わないでください。

……う、うん……。
ごめんね……。

(……う、うーん……守村くんによりかかって……
一応イベントとしてはおいしい
シチュエーションなんだろうけど……)

(貧血まで体感しちゃってる……から……
正直おいしいとかおいしくないとか以前に……
頭……痛いし……気持ち……悪い……。)

(……やっぱり……
運動0はちょっとまずかった……かな……。)

(いや……おまけに……
気配りも0のまま……突っ走っちゃったのが……
いけなかったんだ……)

(どっちも0だから……
体育祭でも文化祭でも……
貧血イベントが……絶え間なくて……)

(はたから見てる分にはおいしい……
イベント……なんだろうけど……)

(さすがに……毎年……体感……は……
もう……いいし……)

(しかも……0からだと……
上げるのも……なかなか……無理が……)

(……ああ……意識が……
遠……のい……て…………)

(*`´*)

え……ちょ、ちょっと待ってください!
どうしよう……。
……


シーン3

背景 教会前
音楽 鈴鹿和馬のテーマ
キャラクター 冬の制服の鈴鹿和馬

表情

セリフ

『Case2.鈴鹿和馬の場合』

『必要パラメータ:
 運動:200 気配り:150』

『現パラメータ:

学力:0 芸術:0 流行:0
運動:210 気配り:155 魅力:0』

(*^-^*)

おまえも来てたのか。

あ、鈴鹿くん。
あれ?
おまえも……ってことは……。
……鈴鹿くんも?

(-_-)

おぅ。

そっか……。
はあ……。

ある意味、すごいよね、私たち。

(`´)

なんでだよ?

……皆勤賞だって、
氷室先生の補習。

(`´)

……
マジか?

……マジ。
氷室先生、ありえない……って
呟きながら悶絶してた。

あと、コーチは
『こんな大記録を打ち立てた生徒は初めてだ!』
って感動してた。

(-_-)

ははは……。
……卒業、できるのかな、私たち。

(`´)

うっ!

(いや……バスケマスターにはなったから、
一流体育大学には推薦決まってるけど……
そもそも卒業できないと……どうしようもないし……)

(学力0だと……プリントの問題文も
理解できないんだよね……)

(……ああ、学力、
せめて50くらいには留めておくんだった……!)

(-_-)

心配すんじゃねぇよ。
今さら、どうって事ねぇよ。
……そうだよね、うん……。
今さら、後悔しても仕方ないよね……。
……はぁ……。

(*-_-*)

はぁ……。


シーン4

背景 教会前
音楽 姫条まどかのテーマ
キャラクター 冬の制服の姫条まどか

表情

セリフ

『Case3.姫条まどかの場合』

『必要パラメータ:
 流行:200 運動:150』

『現パラメータ:

学力:0 芸術:0 流行:210
運動:155 気配り:0 魅力:0』

(^-^)

探したで!

あ、姫条くんー。

('_')

今、暇?

うん、ヒマっていうかー、
マジてもちぶさた?みたいなー。

もー教室には暖房ないしー、
私の席って日当たりも悪くてー、
ここの方がまだあったかいかなーって思ってー。

('_')

そうか。
せやけど……。
こない日差しが強いと、日焼けせえへんか?

んー、でもー、
寒いよりはまだマシ?みたいなー。
日焼け対策を先にすればいいしー。

それよりさー、何か
おもしろいことなーいー?

もー、ヒマでヒマでーしかたなくてー。

(^-^)

おぅ!
聞いてくれや。

('_')

ちょー、耳貸して。
誰にも言うたらアカンで!

えー?なになにー?

(…………。)

(……だ、ダメだ、
自分なのに耐えられない、このしゃべり!)

(いや、流行だけ上げて
勉強とか気配り上げなかったのは
悪かったけど!)

(だからって、流行だけ上げたら
この無駄に間延びしたしゃべり方
強制ってどうなの!?)

(普通に話したいのに話せないし、
それに普通に答える姫条くんにも違和感あるし!
ラブイベントもこれじゃハマるにハマれない!)

(いやあああ、誰か、誰か助けてー!)


シーン5

背景 教会前
音楽 三原色のテーマ
キャラクター 冬の制服の三原色

表情

セリフ

『Case4.三原色の場合』

『必要パラメータ:
 芸術:200 魅力:150』

『現パラメータ:

学力:0 芸術:210 流行:0
運動:0 気配り:0 魅力:155』

(*^-^*)

いたね?
こんなところに隠れてたんだね。

ああ、三原くん……。

(^-^)

……美しいね。
なんてまぶしいんだ。

……ええ。
春を待ちきれなかった早咲きのスミレ……。

そして今から訪れる春に向けて、
精一杯の命をその身に秘めたつぼみたち……。

それが木漏れ日に照らされて、
今、この瞬間だけの輝きを放っている。
……美しいわ……。

(*^-^*)

その通りだね。
同じ事を考えてたみたいだね、ボクたち。

三原くんも、ミューズに導かれて、ここへ?

('_')

うん、そうなんだけど……。
そうなんだけど?

(*^-^*)

……
ううん。
キミの言う通りだね。

(^-^)

ねえ。
なあに?
エンジェル?

(*^-^*)

……
キミの才能は認めていたけれど
運命って皮肉なものだね……。

ボクに匹敵する天才がまさかこんな身近に
いたなんて思いもよらなかった。

そんな……
そんなことないわ。

私にとっては、
三原くんこそが生きた芸術よ。

(^-^)

わぁ……。
見てごらん!!素晴らしいよ!

え?
……まあ!

綺麗……。
雲から光が差し込んで……。

('_')

あの雲の隙間から、女神が降りてきそうだね。

ええ……。
きっと、女神も、
このつぼみたちに導かれたのね。

この美しさに惹かれて、
そばに降り立ち、
踊らずにはいられないのだわ……。

(^-^)

その通りだね。
キミもおいで!
え?

(^-^)

さあ、踊ろう!
ボクと一緒に、ハーモニーを奏でよう!
……ええ!

(^-^)

アハハ!最高さ!

(……なんだろう……。)

(……うん、甘いと言えば甘いんだよ。)

(それに、芸術を上げれば上げるほど、
三原くんの近くにミューズが
はっきり見えたりもするんだけど……)

(……なんていうか……
なんだか何かが……違う……)

(……違う……。)

(^-^)

アハ!


シーン6

背景 教会前
音楽 葉月珪のテーマ
キャラクター 冬の制服の葉月珪

表情

セリフ

『CaseNow.葉月珪』

『必要パラメータ:

学力:150 芸術:150 流行:150
運動:150 気配り:100 魅力:100』

『現パラメータ:

学力:155 芸術:155 流行:155
運動:155 気配り:105 魅力:105』

…………。

('_')

……

……葉月くん。

('_')

……ん?

なんだ?
……私、葉月くんとここで出会えてよかった。
……本当に。

(*^-^*)

急に改まって、なんだよ?
(……この物語はフィクションです。
実際の人物、団体、事件、ゲームには
一切、関係ありません。)

<FIN>


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