キャプテン・ラヴ～Girl's Side～外伝

キャプテン・ラヴ～Girl's Side～まどかver.

・これはＰＳソフト「キャプテン・ラヴ」をときめきファクトリーで女性主人公にパロディ化したものをさらに外伝にしたものです。

・悪ノリとギャグで作ってますので、苦手な方はご遠慮ください。

・音楽・背景は大体で書いてます。

・表情は以下の通り

ときめき	笑顔	普通	怒り	悲しみ	照れ	すね
(^-^)	(^-^)	('_')	(｀´)	(-_-)	(-_-)	(｀´)

・あくまでシナリオなので、ときめきファクトリーで再生した時とは若干印象が違う場合があります。

・表情欄に特記がない場合は、主人公のセリフです。

シーン１

背景	喫茶店店内
音楽	卒業式
キャラクター	春の服・白シャツの葉月珪

表情	セリフ
	( 　　キャプテン・ラヴ～Girl's Side～外伝 ※注！これは「キャプテン・ラヴGirl's Side」を作り、調子に乗ってしまった作者がまどかメインで作った外伝であり、意味は全くありません。期待はしないでください。また、この話を再生する時はプレイヤー名を「姫条orまどか」でプレイしてください。） ―それは、大学の入学式の日。 (その夜に行われた新入生歓迎会に、オレはムリヤリ、幼馴染の友人を連れてきたんやけど…) どや？楽しんどるか？
(-_-)	俺、帰る…。
	は、速っ！ちょ、ちょい待ちーな。まだ乾杯が終わったばかりやで？楽しいのはこれからやん！ …ホレ、まわり見てみいな。綺麗なおねーさん方がいっぱい…。
(-_-)	……。どうでもいい。
	（あちゃー…やっぱり…あかんか…。昔は本当、明るくて誰にでもニコニコしとったのになあ… …親の離婚で人間不信なって、高校で好きな子ができて、やっと明るくなったなーと思ったのに …結局、うまいこといかんよーなって… …大学入って、新しい恋でもすれば…と思ったんやけど…やっぱりすぐにはムリか…。 …ここでムリに引き止めても、意味ないな…。）そうか… それじゃ、しゃーないなぁ…。
(-_-)	すまない。
	い、いやいや。ムリに誘ったんオレやし、気にせんといてや。道、わかるか？
('_')	ああ。
	そっか、じゃあ気をつけてな。
('_')	そうか…じゃあ。
('_')	……。
	(…行ってもーたな。ショック療法も…と思たけど、やっぱりすぐにはダメか…。 …あれ？コレ…アイツの家の鍵じゃ…？ …あ、あかん！すぐに追いかけんと！アイツ…抜けとるところだけは昔から相変わらずや…！)

シーン２

背景	カンタループ前
音楽	葉月珪のテーマ・クールアレンジ
キャラクター	春の服・白シャツの葉月珪

表情	セリフ
	（…ったく…もうすぐアイツん家　ついてまうがな～。　早く追いつかんと…おっ！　おったおった！）おーい、珪…
('_')	……。
	（あれ？　…アイツが誰かと…話しとる？　それも…女の子と？　…しかも、かなりのべっぴんさんやし！)
(^-^)	……。おまえって、楽しいヤツだな。
	（…アイツが、笑った！？　仕事でもなんでもなく、女の子相手に！？）
(^-^)	早く行った方がいい。もう遅い。
	（…おまけに彼女を気遣ってる！) (あれは、オレの１８年の経験からすると、　珪的には最上級の気遣い！　…これは、間違いない！絶対恋や！) (…よし！決めた！) (彼女との恋、この姫条まどかの名にかけて、意地でも実らせたるで！）
('_')	……。ん？どうした？
	お、おう！おまえ、家の鍵忘れてったやろ？届けに来たんや。
('_')	ああ、そういうことか。悪い。
	ところで、さっきのコのことやけど…。
('_')	……ん？

シーン３

背景	昼間の無人の教室
音楽	姫条まどかのテーマ・悲しみアレンジ
キャラクター	春の服・ベージュのジャケットの姫条まどか

表情	セリフ
	（よっしゃ！見つけた見つけた！　昨日あれから周りに聞きまくった通りや！新入生の中でも一番の注目株の彼女！しかしそのキレーな外見とは裏腹に、声をかけた男にはえらい冷たい態度 …しかも珪の兄貴の氷室教授と仲良しとか… 正直、ちょっと前途多難な感じはするけど… 裏を返せば、美人だけど彼氏はおらん！ …ちゅーことやしな。だったら、何も遠慮することはあらへんし！よし、行くでー！）
('_')	おはよう！
	（…うーむ、えらい目丸くしとんな… まあ、いきなり隣に座られたら、しゃーないか。 …けどこういう、正攻法では間違いなく断られる相手には、少々強引な手使わんとあかん。) (…この程度では、ひかんで、オレは！）
(-_-)	なんちゅう顔してんのや。聞いてや、オレの話。
	(「…話って、何です？」か。) (なんや、気構えとったけど、思ったより素直な子やん。 …やっぱり珪が好きになる子やな。)
(^-^)	よっしゃ。自分、素直なええ子やな。
	(しかし、これで場所確保→珪に強制譲渡はできるようになったけど… …それまで無言っちゅーわけにはいかんしな。) (…何でもええから、『話』作らんと…。)
('_')	自分……。誰か好きな人おんのか？
	（…う、うあ！思いっきりひかれた！) (確かに初対面の相手に聞くことやないな… もっともなツッコミ、お見事) (…あかん、そんなこと言うたら余計に怒られるな、空気的に。)
(^-^)	そら、そうやな。
(-_-)	いやー、そのー、あのー、やな……。なんや、うまいこと言われへんねんけどな…。
	（…う…ものすごい『？』な顔されとる…。お、おーい珪、早く来てくれ～！）
	（…ド、ドアの開く音…もしや！）
(^-^)	おっ！来た、来た！待ってたで！こっち来てみー！
	（よっしゃ！来た来た！よし、これでオレの役目は終わりや！）
(^-^)	んじゃ、オレはこれで。

シーン４

背景	校門内側・夏の昼間
音楽	平日コマンド・夏
キャラクター	夏の服・ブラウン十字シャツの葉月珪

表情	セリフ
	(―一年後) よう！おはようさん！
(^-^)	おはよう……。
	あれ？今日はアイツは？一緒やないんか？
(-_-)	仕方ないだろ？いつもだから……。
	ああ、そういや、今日火曜日やったな。アイツ、抽選に外れて、火曜の授業、オレらと別のとってたもんな。 …寂しいな、珪。
(-_-)	別に……。
	そんなまた、強がり言ってからに。
(｀´)	……勝手に決めつけるな。
	(あ、怒らせてしもた？ …でも…。)
('_')	どうした？
	いや、大したことやないけど… おまえ、彼女と仲良くなってから、 …なんか、昔に戻った気がしてな。
('_')	どういう意味だ？
	…なんか、前より、顔に出やすくなったなぁ、思て。
('_')	そんなふうに見えるか？
	ああ。 …よかったな。
(^-^)	…… サンキュ。
	よっしゃ！んじゃ、もうそろそろ、授業行くか！一応出席だけはせんと、単位つらなるし。
('_')	ああ。だな。
	(…オレの努力の甲斐もあって、珪とアイツは付き合うようになって珪も…アイツ自身も、よく笑うようになって本当、よかった、って思っとるんやけど… なんやろな、この気持ち。なんでオレ… なんで… さっき珪が一人でいるのを見て、嬉しくなったんやろ？ …二人がうまくいっとるの、本当、嬉しいことのはずやのに…。)
(-_-)	……

シーン５

背景	秋の並木道
音楽	姫条まどか告白BGM
キャラクター	秋服・迷彩シャツに赤ジャケの姫条まどか

表情	セリフ
(-_-)	はぁ…。しんどいなぁ。
	(なんで…こんなことになって… いや…なんで気づいてしまったんや？珪もアイツも、オレの親友や。間違いない。アイツが… アイツ自身の辛い過去…。 …好きな男に裏切られて、男性不信なってそれで愛の共産化をうたう、ラブラブ党に入ってそれを抜けるために日々頑張ってるって… そんな…珪にも話せへんこと、話してくれたんも、オレのこと信用してるからや。 …それやのに…なんでオレは…。)
(-_-)	ぎぃやー！
	(…って、考えとったら、よりによってアイツ当人が！い、いかんいかん、めっちゃ驚いとる！)
('_')	はぁービックリしたー。ビックリさせんなやー。
	(ふぅ…、とりあえず笑ってくれたけど…。 …「何考えてたの？」って聞かれても… 言えるはず、ないがな…。)
('_')	ええねん。ええねん。心配せんでええ。
(^-^)	ほな、ぼちぼち行こか。
	(なんでなんやろなぁ…。他にも女は山ほど… それこそ、星の数ほどいて… その中には、ラブラブ党なんて厄介なもんと関わりもなく、季節ごとに男に告白もされず …親友の彼女でない女なんて、いっぱいおるのに… なんでオレは… よりによってコイツを好きになってしまったんや…？)

シーン６

背景	姫条の自室
音楽	卒業式
キャラクター	冬服・ライダージャケットの姫条まどか

表情	セリフ
(-_-)	あぁ…。
	(やっぱ、あかんよなぁ… いくらオレがアイツのこと好きでも、それこそ珪からアイツを奪って逃げたい！って思うほど思いつめても…)
(｀´)	アカン。そんなん。人裏切るようなことだけはアカン。
	(…よなぁ… 大体アイツ、この二年でラブラブ党の刺客も含め、どれだけの男に言い寄られたか… 毎回悩んで悩んで、それでも珪のために断ってきたこと… オレが一番知ってるはずやん …そんなアイツのこと… ずっと見てきたのに… それやのに、なんでオレは…)
(-_-)	神さんのアホー！
	(…ああ…切ないけど、切ないけど！ …でも、アカン。珪のこと、裏切ったら… 珪を傷つける。それも耐えられんけど… けど何より… アイツ自身を…傷つけてまう…。 …そんなん、アカン。もうアイツ、散々傷ついて、ボロボロやのに …オレがアイツを傷つけるなんて、絶対にアカン！ …だから…。)
(｀´)	はっきりせんと！
	(そう、諦めやなアカン。ちゃんと、アイツのこと …アイツと珪が、幸せになるの、邪魔したらアカン …だって、オレ、決めたやん。珪とアイツが付き合うことに決まったときオレは、アイツらのこと、 …アイツのこと、守るてどんなことがあっても、何が何でも、絶対、オレだけはアイツの味方になるて …だから…アイツが幸せになるために… オレはきっちり、あきらめなアカン！)
	(…ってオレ…さっきから独り言ばかりやな… …アカン、相当思いつめとるわ…。 …ちょっと外の空気吸ってこよ…。)
(-_-)	しんどいなぁ。

シーン７

背景	夜の公園・冬
音楽	姫条まどか・文化祭演劇
キャラクター	冬服・ダークレッドのジャンパーの姫条まどか

表情	セリフ
(-_-)	うー、寒ぅ。
	(よりによって、オレ、なんつー場所に来てしまったんやろ… 珪とアイツの家の近所の公園…って頭冷やそうとウロついとったら、よりによってここかい！って感じやなぁ… 珪にもアイツにも、どっちにも会いたくないっちゅーのに…。)
(-_-)	切ないなあ…。
	(…あれ？あそこにおるの…アイツ！？ …い、いかん！隠れんと…！ ……………。あれ？おかしいな…。 …なんでアイツ、こんな時間に一人でおんねん？ …買い物にしては、何も持ってへんし…。 …ちょっと、気になるなあ。偶然のふりして、声かけてみるか…。)
(^-^)	おーい！そこのお姉さん！
	(よし、完璧に通りすがりのお兄さんや！ …って…。 ………！)
(｀´)	自分……。泣いてんのか？なんかあったんか？
	(「なんでもない。目にゴミが入っただけ…」って… こんな時間に公園で一人でおって、そんなわけないやろ！)
(｀´)	ウソやろ。はっきりせえ。なんでそんなん言うんや。
	(…しぶしぶ、話したコイツが言うには… これまでのことで、コイツに不信感を持った珪が怒って、ケンカになった…って…。 …なんやねん、それコイツが誰のために苦労して、辛い目にあってそれでも、珪のことを大事にしようと、頑張ってきたって思ってんのや？それなのに、コイツは… 悪いのは自分だって… 珪は悪くないって…)
(｀´)	やめてくれ。聞きたないわ。
	(…オレは、諦めようと思ってたんや二人が幸せになるなら、それでええってコイツが…コイツは、珪のことを好きで、珪と一緒にいるのが一番幸せになるんだって …そう、思って…諦めるつもりやったのに！)
(｀´)	もう、ええやろ！やめようや。
(｀´)	このままやったらアカンやろ？
	(オレやったら、絶対泣かせへん。誰がなんと言おうと、最後まで信じる！それやのに、当の珪が、おまえが！コイツを信じられへんかったら幸せにしようとせんのやったら…！ …許さへんそれぐらいなら…珪がコイツを不幸にするぐらいなら… オレがもらう！)
(｀´)	オレ……。自分の事しか考えてへん。
	(だから…だから…)
(｀´)	オレ、大好きなんや。自分……。オレのこと、嫌いか？
	(その日、オレは…言ってしもうた) (二人の親友を、同時に裏切る、その言葉を…)

シーン８

背景	姫条の自室
音楽	卒業式
キャラクター	春の服・ベージュのジャケットの姫条まどか

表情	セリフ
('_')	よっしゃ。この日がやっと来たなぁ。こうなるのを待ちに待っとたんや。
	(部屋の掃除はした！見られてヤバいものも片付けた！匂いも一昼夜窓を開け放った上、香水をかけた！ …よし、完璧や！)
(｀´)	いや……。
	(いや！油断は禁物！もう一度、ありとあらゆるものをチェックせんと… やっとここまでこぎつけたものを、ここで台無しにしたくないからな！)
(^-^)	おっ！来た、来た！
	(よし、ここはとびきりの笑顔でお出迎え！えーな、オレ！) (１、２の…。)
(^-^)	夢とロマンあふれる姫条ハウスへようこそ。

＜ＦＩＮ＞

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表情	セリフ
(-_-)	うー、寒ぅ。
	(よりによって、オレ、なんつー場所に来てしまったんやろ… 珪とアイツの家の近所の公園…って頭冷やそうとウロついとったら、よりによってここかい！って感じやなぁ… 珪にもアイツにも、どっちにも会いたくないっちゅーのに…。)
(-_-)	切ないなあ…。
	(…あれ？あそこにおるの…アイツ！？ …い、いかん！隠れんと…！ ……………。あれ？おかしいな…。 …なんでアイツ、こんな時間に一人でおんねん？ …買い物にしては、何も持ってへんし…。 …ちょっと、気になるなあ。偶然のふりして、声かけてみるか…。)
(^-^)	おーい！そこのお姉さん！
	(よし、完璧に通りすがりのお兄さんや！ …って…。 ………！)
(｀´)	自分……。泣いてんのか？なんかあったんか？
	(「なんでもない。目にゴミが入っただけ…」って… こんな時間に公園で一人でおって、そんなわけないやろ！)
(｀´)	ウソやろ。はっきりせえ。なんでそんなん言うんや。
	(…しぶしぶ、話したコイツが言うには… これまでのことで、コイツに不信感を持った珪が怒って、ケンカになった…って…。 …なんやねん、それコイツが誰のために苦労して、辛い目にあってそれでも、珪のことを大事にしようと、頑張ってきたって思ってんのや？それなのに、コイツは… 悪いのは自分だって… 珪は悪くないって…)
(｀´)	やめてくれ。聞きたないわ。
	(…オレは、諦めようと思ってたんや二人が幸せになるなら、それでええってコイツが…コイツは、珪のことを好きで、珪と一緒にいるのが一番幸せになるんだって …そう、思って…諦めるつもりやったのに！)
(｀´)	もう、ええやろ！やめようや。
(｀´)	このままやったらアカンやろ？
	(オレやったら、絶対泣かせへん。誰がなんと言おうと、最後まで信じる！それやのに、当の珪が、おまえが！コイツを信じられへんかったら幸せにしようとせんのやったら…！ …許さへんそれぐらいなら…珪がコイツを不幸にするぐらいなら… オレがもらう！)
(｀´)	オレ……。自分の事しか考えてへん。
	(だから…だから…)
(｀´)	オレ、大好きなんや。自分……。オレのこと、嫌いか？
	(その日、オレは…言ってしもうた) (二人の親友を、同時に裏切る、その言葉を…)